ボーダフォン、"世界最薄3G"のサムスン製など携帯電話4モデルを発表

小山安博  [2006/01/19]

ボーダフォンは、春商戦向けの新製品4モデルを発表、2月下旬以降、順次発売する。国内初の韓国Samsung Electronics製端末「Vodafone 804SS」をはじめ、「Vodafone 804N」「Vodafone 904T」「V403SH」の4モデルを提供、昨年末までに発表した4モデルと合わせて、全8モデルを春商戦に投入する。

ボーダフォンの春商戦向けラインナップ。上段4モデルが今回発表の新モデル。下段は昨年末までに発表されていたもので、V604SHとVodafone 803Tには新色が追加される

春モデルの位置づけ。年齢層別、男女別、機能性、ファッション性、手軽さなど、幅広い層を狙ったラインナップを用意した

804SS

国内で初めてのSamsung製端末となる804SSは、折りたたみ型の3G端末では現時点で世界最薄という厚さ14.9mmを実現した。主に若いビジネスパーソン向けという804SSは、Word / Excel / PowerPoint / PDFといったPCで作成したファイルが閲覧できる「ドキュメント・ビューワ」を搭載する。

804SSの主な機能

エンターテイメント系機能としてミュージックプレイヤー機能を搭載、「着うたフル」だけでなく、AACコーデックに対応し、Apple ComputerのiTunesで取り込んだ音楽ファイルも再生可能だ。背面には音楽再生用のボタンを配置、本体を閉じた状態でも音楽プレイヤーを利用できる。外部メモリには対応しないが、140MBという大容量メモリを内蔵している。

804SS

そのほか、受信メールの絵文字などを3D表示して楽しくメールが閲覧できる新サービスの「デルモジ表示」に対応、Bluetooth、USB接続、電子コミックなどに対応する。

ボタン部はこんな感じ

こんなに薄い

ボーダフォングループは、海外ではSamsung端末を採用していたが、国内での導入は初。国内では、海外メジャーメーカー製の端末がそれほど受け入れられず、ボーダフォンでも一部のNokia製端末が人気を得ているというものの、それ以外の端末はなかなか普及しない。今回は、Samsungと協力、国内でも受け入れられるデザインを目指して開発、今後この端末は海外での展開も検討されているそうだ。

連続待受時間は約290時間(W-CDMA網)/約300時間(GSM網、いずれも折りたたみ時、暫定値、以下同)、連続通話時間は約155分/約200分。メインディスプレイは2.3型320×240ドットTFT液晶、サブディスプレイが1.07型128×128ドットTFT液晶、カメラはメインが有効画素数130万画素CMOS、サブが有効画素数30万画素CMOS。本体サイズは99(H)×50.5(W)×14.9(D)mm、約105g。本体カラーはブラック、オレンジ(名称未定)の2色。発売は3月中旬以降で、価格はオープンプライスだが、実売価格は1万5,000円程度の見込み。

804N

804N(NEC製)は、NEC製では初めてのW-CDMA/GSMに両対応した国際ローミング対応モデル。最大の特徴は約450MBという大容量メモリの内蔵で、ミュージックプレイヤーを搭載し、PCで取り込んだ音楽ファイルを、最大で1,000曲保存できるという。背面には「ミュージックアシストボタン」を搭載、本体を閉じたままでもミュージックプレイヤーを操作できる。

804Nの主な機能

ミュージックプレイヤーはイコライザ機能を備えるほか、楽曲転送ツールやステレオイヤホンマイクも同梱する。楽曲は内蔵メモリのほか、512MBまでのmicroSDカードにも対応、USBメモリ機能もサポートするので、microSDカード内に、PCからドラッグ&ドロップで各種データを保存できる。

804N(左からプルメリアホワイト、ラピスブルー

国際ローミングやテレビ電話機能の「TVコール」、「Vodafone live! BB」といった従来の3Gサービスに対応するほか、夜中のうちに雑誌のようなコンテンツを自動配信する新サービス「Vodafone live! CAST」や「デルモジ表示」にも対応する。

連続待受時間は約250時間(W-CDMA網)/約210時間(GSM網、いずれも折りたたみ時、以下同)、連続通話時間は約180分/約260分。メインディスプレイは2.2型320×240ドットTFT液晶、サブディスプレイが0.9型64×96ドットSTN液晶、カメラはメインが有効画素数200万画素CMOS、サブが有効画素数10万画素CMOS。本体サイズは93(H)×48(W)×23(D)mm、約115g。本体カラーはプルメリアホワイト、コーラルピンク、ラピスブルーの3色。発売は3月中旬以降で、価格はオープンプライスだが、実売価格は1万5,000円程度の見込み。

904T

904T(東芝製)は、ボーダフォンのフルスペック端末に位置づけられ、FeliCaチップを内蔵したおサイフケータイ。GPSサービスの「Vodafone live! NAVI」にも対応するほか、Bluetooth、USB接続、QRコード読み取り、電子辞書など、豊富な機能を搭載する。

904Tの主な機能

液晶を表にして折りたためる「グリップスタイル」を採用、その状態でもカメラ撮影やメール・Webの閲覧、Vodafone live! NAVIなど、さまざまな操作ができるように配慮されている。

904T

カメラは有効320万画素の高精細なものを搭載。着うたフルや音楽CDからPCに取り込んだ楽曲を再生できるミュージックプレイヤーも備えており、ステレオサイドスピーカーやサラウンド・イコライザ機能により、高音質で音楽が楽しめる。電子コミックの閲覧もサポート、7つのコミック作品もプリインストールしている。同社では、電子コミックを強化していく方針で、コンテンツ数の拡大を図っているところだという。

液晶を表にして折りたたんだ状態でもさまざまな機能が利用できる

カメラ撮影時はこのように横向きにして構える

フルスペック端末として、新サービスのデルモジ表示、Vodafone live! CASTに加え、アドレス帳のデータをサーバにバックアップ、PCからもデータ編集が可能な「ボーダフォンアドレスブック」もサポートする。

連続待受時間は約400時間/約270時間、連続通話時間は約180分/約290分。メインディスプレイは2.4型320×240ドットTFT液晶、サブディスプレイが1.16型33×160ドットSTN液晶、カメラはメインが有効画素数320万画素CMOS、サブが有効画素数31万画素CMOS。本体サイズは112(H)×50(W)×26(D)mm、約146g。本体カラーはフォレストグリーン、アーバンシルバー、キャニオンレッドの3色。発売は3月中旬以降で、価格はオープンプライスだが、実売価格は2万円程度の見込み。

V403SH

今回発表された中では唯一のPDC端末であるV403SH(シャープ製)は、背面がストライプデザインという独特のカラーリングを採用した「ヨーロピアンモダン&コンパクト」(同社)な端末。スクエアなコンパクトボディ、操作性に配慮したスクエア・キーボードなど、美しさと使い心地を追求したという。

V403SHの主な機能

シャープ製端末で定評のある高視認性・広視野角の「モバイルASV液晶」を搭載。カメラは有効202万画素のCCDカメラを採用する。

V403SH(左からブルーストライプ、ブラックストライプ)

よくメールを送る相手を登録、ワンタッチでメール作成画面を呼び出したり、受信メールを見ながら返信メールを作成したりできるほか、よく使う機能だけを大きな文字で表示する「シンプルモード」、待受状態からメールキー長押しで表示文字サイズを変更できる「ワンタッチでか文字モード」といった使い勝手にもこだわった機能を搭載した。

本体背面にはカメラ

連続待受時間は約450時間、連続通話時間は約140分。メインディスプレイは2.2型320×240ドットモバイルASV液晶、サブディスプレイが1行全角6文字72×12ドットモノクロ液晶、カメラは有効画素数202万画素CCD。本体サイズは93(H)×46.6(W)×21(D)mm、約105g。本体カラーはレッドストライプ、ブラックストライプ、ブルーストライプの3色。発売は2月下旬以降で、価格はオープンプライスだが、実売価格は1万円弱程度の見込み。

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