SETI@homeより飛躍! 彗星の塵を地球上で共同解析する"Stardust@home"発表

米国カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)は、米航空宇宙局(NASA)の宇宙船「Stardust」が採取して地球へと届けられる宇宙塵などの星間物質を、インターネット上の登録ユーザーと力を合わせ共同解析する「Stardust@home」プロジェクトの発表を行った。現在、専用サイト上では、参加希望者のプレ登録が受け付けられている。

Stardust(イメージ図)

Stardustは、1999年2月7日に、米国フロリダ州のCape Canaveral空軍基地より「Delta 2」ロケットに搭載して打上げられたとされる。Stardustの船体トップには、エーロゲルを素材とするテニスラケットのようなデザインの「Aerogel Collector Grid」が展開されて、星間物質の採取が目指されるという。すでにStardustは、2004年1月にビルト第2彗星への最接近を試みて、彗星の「塵」となる微粒子の採取に成功。今月15日には、これまでの飛行中に採取された星間物質などが詰め込まれている「Sample Return Capsule」(SRC)が、Stardustから地球へと届けられる予定が明らかにされている。

StardustはDelta 2ロケットに搭載して打上げられた

Aerogel Collector Grid

米国ユタ州のソルトレイク砂漠にパラシュート着陸する予定のSRCは、米国テキサス州ヒューストンのジョンソン宇宙センター(JSC: Johnson Space Center)へと直ちに送り届けられて、解析作業などが進められるようだ。新たにUC Berkeleyが発表したStardust@homeは、この解析に参加できるユーザーを広く募り、インターネット上で共同のデータ解析を進めることが目指されるという。すでにアメリカ天文学会(AAS: American Astronomical Society)の総会では、Stardust@homeへの協力が参加者に呼びかけられたほか、米国内の各学校の授業カリキュラムなどでも、Stardust@homeを活用していく計画が立てられているようだ。

Stardustより撮影したビルト第2彗星

ビルト第2彗星へ最接近して、彗星の塵の採取に挑むStardust(イメージ画
像)

現在、地球外知的生命体の探索を目的にして「SETI@home」(Search for Extraterrestrial Intelligence at Home)プロジェクトが進められているものの、今春よりスタートするStardust@homeでは、解析作業に一定の知識などが求められるため、選考試験によって参加ユーザーを厳選し、より高度な展開プロジェクトとなっていく見通しも示されている。遠く宇宙より地球に届けられるビルト第2彗星の塵には、太陽系や生命の起源などを解明する上で、数多くの貴重なデータが含まれていることに期待が高まっている。

着陸テスト時のSample Return Capsule

ソルトレイク砂漠へのパラシュート着陸に成功したSample Return Capsule(
イメージ画像)



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