Mac OS X 10.4.4リリース - 最後のPowerPC専用アップデータかも?

    海上忍  [2006/01/11]

    米Apple Computerは10日(現地時間)、Mac OS X 10.4/Tigerの4度目のバージョンアップとなる「Mac OS Xアップデート 10.4.4」を公開した。本アップデータの適用により、カーネルはxnu-792.6.22/Darwin 8.3.0からxnu-792.6.56/Darwin 8.4.0へ、システムのビルド番号は8F46から8G32へと更新される。

    アップデータは、10.4.3専用の「Delta」とMac OS X 10.4~10.4.2用の「Combo」の2種類が用意され、システム更新ツール「ソフトウェアアップデート」と同社Webサイトで配布される。容量はDelta/クライアント版が約55MB、Delta/サーバ版が約83MB、Combo/クライアント版が約120MB、Combo/サーバ版が約166MB。なお、同日Macworld Conference & Expoで発表されたIntel製プロセッサ搭載機種は、10.4.4プリインストールの状態で出荷されるため対象外。

    アップデータの適用により、SafariやiChatなど多くのアプリケーションが更新されるほか、Bluetoothワイヤレスアクセスの改良、ATIおよびNVIDIA製グラフィックドライバを含む描画関連APIの機能強化など、ハードウェアサポートも改善される。また、小規模アプリケーション実行環境のDashboardでは、www.google.comで検索した結果をデフォルトブラウザで表示する「Google」、スキーリゾート地の天候情報を表示する「Ski Report」などのウィジェットが追加された。

    Mac OS X 10.4.4で追加されたDashboard用ウィジェット「Google」(左)と「Ski Report」

    Mac OS X 10.4.4のリリースに伴い、システムの基盤部分を構成する「Darwin」の最新版(Darwin 8.4)も公開された。ただし、現時点ではPowerPC版のソースコードのみ公開されている。

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