クロスプラットフォームなGUIツールキットの最新版「Qt 4.1」リリース

ノルウェーのTrolltechは19日(現地時間)、クロスプラットフォームのGUIツールキットQtの最新リリース「Qt 4.1」を公開した。評価版のバイナリパッケージは、LinuxやSolarisなどUNIX系OS用の「Qt/X11」、Mac OS X用の「Qt/Mac」、Windows XP/2000/NT 4.0/Me/98用の「Qt/Windows」として、同社Webサイト経由で配布される。

Qt 4.1では、ベクター画像記述言語SVG(Scalable Vector Graphics)への対応を強化、PDAや携帯電話のWebブラウザを中心に利用されているSVG 1.1/1.2 Tiny Profileをサポートした。印刷システムにはPDFバックエンド層を実装、紙にプリントアウトするときと同様の簡潔さでPDFが作成可能になった。

来年からIntelアーキテクチャへの移行プロセスが開始される予定のMac OS X向けの機能としては、PowerPCとIntel x86の実行コードを同一のバイナリに格納する「ユニバーサルバイナリ」に対応。コンパイル支援ツールのqmakeを利用して、ユニバーサルバイナリを生成可能になった。

Qtは、UNIX系OSを中心にWindowsやMac OS Xなど複数のOSに対応する、C++ベースのGUIツールキット。2005年6月にリリースされたQt 4.0では、描画機能「Arthur」やコンテナクラス「Tulip」など内部機能の整備/拡充のほか、XIMに代わるインプットメソッドの実装など、国際化関連機能が一新された。ライセンスには商用とオープンソース、アカデミックとエデュケーショナルの4種類が用意され、オープンソースライセンス選択時にはGNU GPL2が適用される。



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