Webプログラミングで腕試し、米Googleが「Homepage API」を公開

    Junya Suzuki  [2005/12/15]

    プロ/アマを問わず、ちょっと腕に自身のあるプログラマが腕試しを行うための環境がGoogleから公開された。米Googleは12月14日(現地時間)、ユーザーがカスタマイズ可能な同社提供のポータルサイト「Google Personalized Homepage」向けのモジュールを開発するための「Google Homepage API」の提供を開始した。すでにサンプルモジュールがいくつか公開されており、ユーザーが自身のPersonalized Homepageの拡充に利用できるほか、自身が開発したモジュールをGoogleが提供するディレクトリ上にアップすることも可能になっている。プログラミング言語はXML、HTML、JavaScriptベースで、各種サンプルコードや開発者ガイドが公開されている。

    Personalized Homepage向けに公開されているモジュールの1つ「Weather Map」

    GoogleやYahooに対抗する形で、米Microsoftが「Windows Live」を発表するなど、Web上でアプリケーションを開発することが1つのトレンドとなりつつある。最大の火付け役はGoogle Mapで、Ajax(Asynchronous JavaScript and XML)をベースにした新しいユーザーインタフェースの提案により、何かと制約のあったWebアプリケーションでもネイティブアプリケーション並みの機能を実現できることが示された。今回公開されたHomepage APIは、このトレンドの延長にある。プログラミングには標準的なWebページ記述言語の知識があれば十分で、専用のサーバ環境も必要ないため、参入のための敷居が比較的低いのも特徴である。

    プログラミングのコツやモジュール登録に必要な手順は、Google Homepage APIのページに記述されている。開発者ガイドでは、プログラミング入門でおなじみの「"Hello, World"」の作り方から順番に説明されており、ちょっとしたアプリケーションならサンプルコードの改変等ですぐに作り出すことが可能だ。作成したXMLファイル等は、自身のPersonalized Homepageを通してテストや利用ができる。作成したファイルは利用にあたってWeb上のいずれかのサーバ上に置く必要があるが、もしそうしたスペースがない場合には、同社が現在ベータテストを行っている「Google Base」のエントリとしてGoogleサーバ上に登録することが可能。

    作成したモジュールは専用ページを介して登録を行うことで、Google上のディレクトリ一覧への掲載依頼ができる。これが認められた場合、登録したモジュールがGoogleによってPersonalized Homepageを利用する一般ユーザーにも追加モジュールとして公開されることになる。Homepage APIの公開によりPersonalized Homepageは、一般ユーザーには新しい便利なツールを発見する場として、腕に自身のあるプログラマには自らを試す場としての役割を持つことになる。

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