Javaバイトコードフレームワーク - ASM 3.0 beta/ASM 2.2.1 公開

ObjectWeb Consortium, the ASM teamは14日(仏国時間)、ASMの最新版となるASM 3.0 betaおよびASM 2.2.1を公開した。ASMはJavaバイトコードマニピュレーションフレームワーク。BSD Licenseのもとオープンソースソフトウェアとして公開されている。直接バイナリファイルを編集する機能を持ち、動的にサブクラスやプロキシクラスを生成する操作を提供するほか、クラスのロード時にクラスの内容を動的に変更するといった操作を提供する。

ASM 2.2.1はASM 2.2のメンテナンスリリース。ASM 3.0がリリースされるまでのつなぎ的リリースで、いずれはASM 3.0に置き換わる見通し。ASM 2.2.1における主な変更点は次のとおり。

  • 値を持たないアノテーション配列値に対するClassReaderのバグの修正
  • MethodNodeにおける新しいacceptメソッド
  • asm.utilにおける新しいchecks
  • LocalVariablesSorterにおけるパフォーマンスの最適化
  • アナリシスパッケージで用いられるより正確なタイプシステム
  • javadocの修正と改善

ASM 3.0 betaにおける変更点は新しいJava 6 StackMapTable属性への対応など。ASM 3.0 betaにおける主な変更点は次のとおり。

  • コアパッケージにおけるStackMapTableサポートの統合(MethodVisitorに対するvisitFrameメソッドの追加)
  • asm.attrsパッケージの削除
  • commons.AnalyzerAdapterクラスの追加
  • LocalVariablesSorterにおけるインクリメンタルスタックマップフレームの更新
  • ClassReaderおよびClassWriterコンストラクタの変更

ObjectWeb Consortiumはフランスに拠点を構えるオープンソースソフトウェアのミドルウェアコンソーシアム。2002年に設立された団体で、オープンソースソフトウェアのミドルウェアを推進する各種企業が協賛しており、活発にSOA関連技術の開発を推進している。

ObjectWebはこれまでに、SOAを推進するために各種プロジェクトを立ち上げ、特定の成果物の開発を進めてきている。6月にはESBの開発を目的としたCeltixプロジェクトの立ち上げを、10月にはJBIプラットフォームの開発を目的倒したPetalsプロジェクトを立ち上げている。



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