ホンダ、新型ASIMO発表 - 今度は走るだけじゃない

 

本田技研工業は13日、ヒューマノイドロボット「新型ASIMO」を発表した。進行中に両足が同時に地面から離れれば、それは走っていることになる。従来のASIMOも走ることは可能だった。しかし、速度が遅く、よく見ないと走っているというようには見えなかったのは確かである。今回発表された新型ASIMOでは、両足が浮いているときでも姿勢の傾きをコントロールすることで、速度を従来の時速3kmから時速6kmへとアップ。さらに、コーナーリング時に重心を内側にかけることで、旋回性能を大幅に向上させたという。

ワゴンを押すASIMO

時速6km出走行中の新型ASIMO

旋回中のASIMO

新型ASIMOは、速く走れるようになっただけでなく、人間にあわせて作業を行う能力が高められている。ICタグに光通信機能を備えたIC通信カードを持った人を認識し、その人の動きに合わせて、手をつないで一緒に歩く、あるいは案内や受付などの作業を自動的に行うことができるようになったという。また、頭部のアイカメラと手首の力覚センサーの両方を使い、トレイなどをタイミングよく人に渡したり、机の上に置いたりすることが可能だという。

さらに、力覚センサーを使って、ワゴンを押して歩けるようになった点も、新しい機能として紹介されている。ワゴンには10kgまでのものを乗せられるそうで、なにかにぶつかっても、自動的に方向を修正できるとのことだ。

これらの動作は、視覚センサー、床面センサー、超音波センサーなどの信号を総合して判断することにより実現している。人を案内するASIMO、台車を押して荷物を配達するASIMOが見られる日も近いのかもしれない。

本田技研工業では、来年の春から、Honda和光ビルのオフィスで新型ASIMOの運用をスタートするとしており、リースされているASIMOも順次新型に置き換えていくとのことだ。

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