武者ロボット「キヨモリ」、宗像大社に"参拝"

 

NHK大河ドラマ「義経」が好評のまま最終回を迎えたが、それとは多分関係なく、テムザックの新型2足歩行ロボット「キヨモリ」が12日、宗像大社辺津宮(福岡県宗像市)を"参拝"した。同社によれば、「これからのロボット産業の隆盛とロボットの安全を祈願した」という。キヨモリについては、スペシャルサイトで詳細が公開されている。

「キヨモリ」正面

上記サイトには動画も公開されている

「キヨモリ(T10-2 KIYOMORI)」は、全高160cm(鍬型含む全高は185cm)という等身大の2足歩行ロボット。その武者スタイルが異彩を放つが、この甲冑は丸竹産業による特注品。同社は歴代の大河ドラマや映画などでも着用甲冑(かっちゅう)を提供しているメーカーで、平安朝の鮮やかな色使いが特徴の本格的なものに仕上がっている。

内部にも、テムザックの最新技術が詰まっている。早稲田大学・高西淳夫研究室と共同開発した骨盤の2自由度回転運動を採用しており、歩行時の膝の曲げ伸ばしを実現、より人間に近い歩行スタイルとなっている。また頭部2、腕部14、手部6、胴部3、脚部14の合計39自由度を持ち、様々な動作をスムーズに表現することができる。

宗像大社では、テムザックの高本陽一社長、早稲田大学・高西淳夫氏、北野共生システムプロジェクトの北野宏明氏とともにキヨモリが参拝。神殿内で、2礼2拍手1礼を行ったという。

キヨモリは海外へのPRを狙って開発されたもので、同社の「フラッグシップ」という位置付け。ネーミングはもちろん平清盛からだが、これは「日宋貿易など、開国や革新といったイメージ」(同社広報)から付けられたそうだ。販売に関しては未定だが、どうしても欲しい場合には同社まで。ただし、値段はかなり高いそうだ。

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