東芝キャリア、風をますますキレイに - エアコン「大清快」06年モデル発表

    村田修  [2005/12/08]

    東芝キャリアは、同社のルームエアコン「大清快」シリーズの2006年モデルを発表した。「大清快」シリーズの上位機種である「GDR」は、「全自動エアコン クリーナー」と「Agプラズマ空気清浄器」を搭載した高機能モデル。2006年2月発売予定で、オープンプライスだが、中心機種となる、100V/冷房能力2.8kWタイプの「RAS-285GDR」で21万円前後、最近ニーズが増えてきている単相200V/4.0kWタイプの「RAS-406GDR」で24万円前後の市場価格が予想される。

    フルスペックの「大清快」GDR

    「全自動エアコン クリーナー」は、従来から同社のエアコンに搭載されていた、室内ユニット内部の「セルフクリーン」機能に、新たにフィルターの自動清掃機能をプラスしたもの。運転時間や運転モードから、エアコン自身がクリーニング時期の判断を行い、自動的にクリーニングを行う。埃は、いったんダストボックスに集められ、室外機から排気と一緒に屋外に排出されるという。

    「Agプラズマ空気清浄器」は、フィルター交換が不要な帯電式の空気清浄器。フィルター式と異なり、性能低下が生じない。ハウスダストや花粉などのアレル物質の除去を行う1段目と、臭い成分などの除去を行う2段目から構成されており、空気清浄ユニットの大型化により、約20畳の広さまでに対応できるようになった。さらに、空気清浄器で分解できないたばこの煙に含まれる有害物質や二酸化炭素などは、空気清浄と同時に行われる換気機能によって屋外に排出される。

    また、この「Agプラズマ空気清浄器」は、エアコン内部のクリーニングにも使用される。エアコンの運転停止後に、エアコンの室内機を密閉状態にして、内部にAgプラズマ空気清浄ユニットから発生させるオゾンを充満させ、除菌やカビの胞子の除去を行う。この機能を同社では「カビとりプラズマ洗浄」と呼んでおり、これも、エアコンの使用状況に応じて自動的に実行される。

    これらの組み合わせにより、GDRシリーズでは、エアコンの実使用年の間(同社では12年と見積もっている)、通常使用での定期的なクリーニングを不要にし、その間、フィルターの詰まりや、内部の汚れによるパワーロスも防ぐことができるとしている。同社によると、これらの機能が搭載されていないエアコンに比べて、電気代が約35%低減するという。

    これ以外にも、室温を下げずに除湿を行う「風なし再熱除湿」や、暑がり/寒がりの人が同じ部屋にいても、それぞれが快適な温度を実現する「ソーン運転」など豊富な機能を備えている。また、「大清快」シリーズには、機能を絞った「GR」「GX」もラインナップされる。

    エアコン「大清快」06年モデルの主な仕様
    機種 カビとりプラズマ洗浄 フィルター掃除 Agプラズマ空気清浄器 みるみる換気 選べる気流 ゾーン運転 ぐっすり快眠 再熱除湿
    GDR ◎(高効率) ○(4kWモデル以上) ◎(風なし再熱除湿)
    GR - - - -
    GX - - - - -


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