軽量高速、Javaバイトコードフレームワーク - ASM 2.2 公開

ObjectWeb Consortium, the ASM teamは24日(仏国時間)、ASMの最新版となるASM 2.2を公開した。ASM 2.2はJavaバイトコードマニピュレーションフレームワーク。直接バイナリファイルを編集する機能を持ち、動的にサブクラスやプロキシクラスを生成する操作を提供するほか、クラスのロード時にクラスの内容を動的に変更するといった操作を提供する。

ASM 2.2における主な変更点は次のとおり。

  • 不明な属性に対してはパススルーする挙動を追加
  • "mostly add"トランスフォーメーションのための最適化
  • visitTryCatchBlockに関する動作の各種変更
  • 各種バグの修正
  • javadocsの整備

ASM 2.2が提供するバイトコードマニピュレーションフレームワークはBCELやSERPとよく似ているが、サイズが小さく実行速度が高速という特徴がある。BCELが350KB、SERPが150KBのサイズであるところ、ASM 2.2では33KBで済む。また、ロードタイムクラストランスミッションにおけるオーバーヘッドは、BCELでは700%以上、SERPでは1100%以上かかるところが、ASMでは60%ですむとされている。

ASM 2.2が備えているこうした特徴は、動的に使用されることを目的として設計されているためにある。動的使用を主な用途として捕らえているため、全体のサイズを小さくおさえ、実行速度が高速であるようにされている。もちろんASMは静的用途においても使用することができる。

ObjectWeb Consortiumはフランスに拠点を構えるオープンソースソフトウェアのミドルウェアコンソーシアム。2002年に設立された団体で、オープンソースソフトウェアのミドルウェアを推進する各種企業が協賛しており、活発にSOA関連技術の開発を推進している。

ObjectWebはこれまでに、SOAを推進するために各種プロジェクトを立ち上げ、特定の成果物の開発を進めてきている。6月にはESBの開発を目的としたCeltixプロジェクトの立ち上げを、10月にはJBIプラットフォームの開発を目的倒したPetalsプロジェクトを立ち上げている。



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