JUnitテストコードとテストデータを分離 - JTestCase 3.1.0 公開

    後藤大地  [2005/11/24]

    JTestCase project teamは21日(協定世界時)、JTestCaseの最新版となるJTestCase 3.1.0を公開したことを発表した。JTestCase 3.1.0は "簡素にして高速 (simpler and faster)"を題辞に掲げたリリースとされている。これまでの機能を実現しつつ、より簡単な使用方法を提供することを目的としている。リリースとしてはベータ版という扱い。重要なリリースだが、まだいくつかの機能は実装の途中段階にある。

    JTestCase 3.1.0における変更点は次のとおり。

    • 新しいAPI機能の追加
    • 多岐におよぶパフォーマンスの改善
    • より状況に適した例外ハンドリング
    • 新しいテストケースのXMLフォーマット定義の追加
    • 拡張されたドキュメンテーション
    • 各種バグ修正

    JTestCase 3.0.0まで net.wangs.jtestcaseパッケージで提供されていたJTestCase、JTestCaseException、TestCaseInstanceクラスはorg.jtestcaseパッケージに、MultiKeyedHashtableクラスはorg.jtestcase.utilパッケージに移動している点に注意されたい。

    JTestCase 3.1.0はCommon Public License Version 0.5のもとで提供されているオープンソースソフトウェア。JUnitももともとはCommon Public License Version 0.5もとで提供されていたが、現在ではCommon Public License Version 1.0のもとで提供されている。

    JTestCase 3.1.0はテストケースユニットからテストケースデータを分離するためのJavaフレームワーク。おもにJUnitとともに併用される。JTestCase 3.1.0を使用すると、JUnitで使用するテストデータを別途XMLファイルに分離して管理することができるようになる。ただし、JTestCase 3.1.0自身はJUnitに依存するものではなく、それ単体で独立したフレームワーク。

    Javaで作成されたシステムも、ある程度の規模になってくるとJUnitを使ったテストコードが埋め込まれることが多い。JTestCase 3.1.0を使うと、そうしたテストコードとテストデータを分離し、テストデータをXMLファイルの状態で管理できるようになる。

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