アダプテック、PCI Express対応RAIDカードなどSAS関連新製品を発表

 

アダプテックジャパンは、シリアルアタッチドSCSI(SAS)関連新製品を発表した。新製品は、コントローラカード「Adaptec Serial Attached SCSI 48300」、RAID対応コントローラカード「Adaptec Serial Attached SCSI RAID 4800SAS」「同4805SAS」、4ベイのSAS/SATA内部ストレージエンクロージャ「Adaptec Storege Enclosure 335SAS」、データプロテクションソフトウェア「Advanced Data Protection Suite」、そして外部ストレージとして「Adaptec SANbloc 5000f RAID Subsystem」および「Adaptec SANbloc S50 JBOD」の計7製品。Advanced Data Protection Suiteソフトウェアを除き、価格はオープンプライス、11月14日(335SAS)より順次出荷を開始する。

64bit 133MHz PCI-XインタフェースのAdaptec Serial Attached SCSI 48300

Adaptec Serial Attached SCSI 48300(以下Adaptec 48300)は、4ポート(×1)内部、4ポート(×1)外部という構成の8ポートSASコントローラ。64ビット133MHzのPCI-Xバスに対応しており、ロープロファイル形状を採っている。また、Adaptec HostRAIDコードをベースとしたRAID機能にも対応する。RAID 0 / 1 / 10の各RAIDレベルのほかJBODが利用可能。OSサポートはWindows Server 2003、Windows 2000 / XP、RedHat / SuSE LinuxおよびNetware。Adaptec Storage Managerソフトウェアが付属する。

64bit 133MHz PCI-XインタフェースのAdaptec Serial Attached SCSI RAID 4800SAS

PCIe x8インタフェースのAdaptec Serial Attached SCSI RAID 4805SAS

Adaptec Serial Attached SCSI RAID 4800SAS / 4805SAS(以下Adaptec 4800SAS / Adaptec 4805SAS)は、8ポート内部または内部4 / 外部4ポートで利用可能なフルハイトPCI-X(4800SAS)、PCI Express(4805SAS)対応コントローラ。128MB ECC対応DDR2 SDRAMをキャッシュとして搭載する。RAIDアレイのサポートは最大512TBまで。ソフトウェアにはAdaptec Storage Managerソフトウェアが付属する。対応するRAIDレベルは標準でRAID 0 / 1 / 5 / 10 / 50。そのほかAdvanced Data Protection Suiteによるキー購入方式の拡張でデュアルドライブ故障保護(RAID 6 / 60)、ホットスペース(RAID 5EE)、分散型ミラーリング(RAID 1E)に対応すると同時に、同ソフトウェアによりスナップショットバックアップ、コピーバックホットスペア等にも対応する。

Adaptec Storege Enclosure 335SAS

5インチ3ベイ分のスペースでSAS/SATAドライブ4台と光学ドライブを設置可能

Adaptec Storege Enclosure 335SAS(以下Adaptec 335SAS)は、SAS/SATA両ハードディスクに対応した内蔵型ストレージエンクロージャ。5インチベイ3段分のサイズながら、3.5インチドライブ×4台に加え、スリムタイプの光学ドライブ(IDE接続)も利用できる設計を採用、拡張ベイが限られたケースでも3ベイ分のスペースが得られるならば搭載可能という。また、ドライブステータスチェック用LEDを搭載するほか、ファン故障通知・アラーム・温度センサー・ドライブ故障通知機能を備えたSES2インテリジェントエンクロージャ管理サポートを備える。カラーリングはブラックおよびベイジュの2色。

Adaptec SANbloc 5000f RAID Subsystem

Adaptec SANbloc S50 JBOD

こちらも実機によるデモンストレーションが行われていた

Adaptec SANbloc 5000f RAID Subsystem(以下SANbloc 5000f RAID)は、DAS(Direct Attached Storage)やSAN(Storage Area Network)向けのFC(Fibre Channel)-to-SAS RAIDサブシステム。2Uサイズ1台につき12ドライブまで搭載可能。また、8ドライブのJBOD、108ドライブ、54TBまでの追加が可能となっている。サポートするRAIDレベルはRAID 0 / 1 / 5 / 10 / 50。Adaptec SANbloc S50 JBOD(以下SANbloc S50 JBOD)は、DAS接続のJBODまたは外部ストレージの拡張用の製品。2Uサイズ12ドライブの構成で、3Gbps SAS_SATAミッドプレーンを採用している。拡張性は8ドライブのJBOD、108ドライブ、54TBまで。

SAS製品の接続性テストやSAS自体のエデュケーション活動などを行う

エキスパートによるブログも

なお、同社では新製品投入に伴いSASサポートプログラムを提供する予定としている。SASコンパチビリティラボおよびサーティフィケーションとして同社とサードパーティ製SAS製品などとの間で接続性等のテストや評価を行いウェブ上で公表、SASエデュケーショナルセンターとしてSASに関するリソースやセミナー情報などを提供するなどの活動を行う。さらにパートナーと連携してのSAS評価キットやスターターキットの提供、英語であるがストレージアドバイザーによるブログ「ストレージアドバイザー」の公開なども行いSASの普及に努める。

米Adaptecワールドワイド・セールス担当副社長兼アダプテックジャパン社長ラス・ジョンソン氏

FC・SATA・SASのそれぞれの得意分野を分類。SATAドライブも利用できるSASはFCとSATAの両得意分野を持ち合わせる

用途別のSAS構成例

米Adaptecのワールドワイド・セールス担当副社長でありアダプテックジャパンの社長であるラス・ジョンソン氏は、現在エンタープライズ分野で用いられているシリアル規格ファイバーチャネル(FC)、そしてシリアルATA(SATA)、シリアルアタッチドSCSI(SAS)の比較を紹介した。そのなかでSASに関し、FCの長所であるハイパフォーマンス、スケーラビリティ、リライアビリティを継承、SATAドライブも利用でき、FCの難点であるコストおよびインターオペラビリティの問題を解決できるインタフェースとして、市場の立ち上がりは早いと見ているとした。そしてSASにおける同社の強みとして、長年のSCSIでの実績、広範囲な互換性テスト&評価、既に44,000個以上に及ぶSASコンポーネントの出荷実績、実績あるRAIDソフトウェアなどを挙げた。

日本マックストア代表取締役内山洋一氏

なお、発表会には日本マックストアの代表取締役 内山洋一氏も登場。同社のラインアップにあるSATA IIドライブ「MaxLine」シリーズ、15,000回転のSASドライブ「Atlas 15K」、10,000回転の「Atras 10K」の特徴と用途について紹介した。

将来的にはFCの一部をSAS/SATAが補完すると予測

パフォーマンスと容量別に同社ラインアップを使い分け

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