JavaオープンOSを搭載したスライド式携帯電話! LG電子より来年発売に

湯木進悟  [2005/11/09]

「SavaJe OS」搭載の携帯電話

韓国のLG Electronics(LG電子)は、米SavaJe Technologiesが開発する「SavaJe OS」を搭載した携帯電話の発表を行った。GPRS / EDGE / 3Gなどの通信ネットワークに対応しており、来年より販売を開始できる体制が整えられている。

SavaJe OSは、Java Platform, Micro Edition(Java ME)をベースにしたオープンOSとされ、同OSを搭載する携帯電話の発表は、今回が世界初であるという。キーパッド上部のTFTカラー液晶ディスプレイ(176×220ピクセル表示)はスライド式になっており、130万画素カメラが標準装備されているほか、Bluetoothや最大1GBのSDカードをサポート。MPEG-4 / H.263形式のビデオファイル、AAC / AAC+ / MP3形式の音楽ファイルの再生が楽しめるようだ。

すでに両社は、昨年12月には正式提携をアナウンスして、SavaJe OSを搭載する携帯電話の開発に着手することが明らかにされていた。SavaJe OSの採用によって、新たに発表された携帯電話は、ユーザーインタフェースを始めとする全アプリケーションがJavaで記述されていることが大きな特徴となるようだ。共通のソフトウェアプラットフォームで、各携帯電話キャリアなどに向けたカスタマイズを容易に行えるとされており、アプリケーション / メニュー / アイコン / サウンド / カラー / イメージなどを、総合的に自由にカスタマイズ可能であるという。

また、アプリケーション開発者向けにも、Java Community Process(JCP)が定めるオープンなJava標準が実装されており、Java ME Connected Limited Device Configuration(CLDC)およびConnected Device Configuration(CDC)の両方をサポートする、豊富なJava ME APIが備わっているとされる。SavaJe TechnologiesのGeorge Grey社長は、SavaJe OSを搭載する携帯電話により、これまでデスクトップ環境のみで利用できたAPIへもアクセス可能となり、開発環境が広がるメリットは大きいとしている。

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