ObjectWeb、オープンソースのJMS 1.1 API実装 - JORAM 4.3.10公開

後藤大地  [2005/11/04]

ObjectWeb Consortium, the JORAM projectは3日(仏国時間)、JORAMの最新版となるJORAM 4.3.10を公開した。JORAM(Java Open Reliable Asynchronous Messaging)は100% pure Javaで作成されたJMS 1.1 APIの実装系のひとつ。GNU LESSER GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2.1のもとオープンソースソフトウェアとして公開されている。

JORAM 4.3.10を使用すると、ScalAgentエージェントベースのディストリビューテッドプラットフォームにおいてビルドされたMOM(Message Oriented Middleware)にアクセスする、といたことができるようになる。

JMS(Java Message Service)はJavaプログラムにおいて非同期にメッセージを交換するためのインターフェース。JMSを使用すれば、万が一システムに障害が発生した場合でも、確実にメッセージの交換を行うことができるとされている。JMSはSOAにおいてコンポーネント間通信を実現するための要の技術とみられている。

ObjectWeb Consortiumはフランスに拠点を構えるオープンソースソフトウェアのミドルウェアコンソーシアム。2002年に設立された団体で、活発にSOA関連技術の開発を推進している。6月にはESBの開発を目的としたCeltixプロジェクトの立ち上げを、10月にはJBIプラットフォームの開発を目的倒したPetalsプロジェクトを立ち上げている。JORAMはPetalsプロジェクトの成果物に採用されるとされている。

SOAは今後のエンタープライズシステムのインフラストラクチャとなる技術として注目されており、スタンダードプロトコルの策定や、SOAにおいて優位な立場を得るべく多くのプロジェクトや企業が熾烈な開発を進めている状況。ObjectWeb Consortiumもそうした取り組みのひとつ。

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