米Appleが新「iMac G5」を発表、リモコン操作対応の新UIを導入

    Yoichi Yamashita  [2005/10/13]

    米Apple Computerは10月12日(現地時間)、新世代の「iMac G5」を発表した。ビデオカメラを内蔵、リモコンを使ってメディア機能を操作できるなど、家電的なエンターテインメント機能を大胆に取り入れている。

    iMac G5とApple Remote

    Front Rowのメニュー画面

    新iMacの特徴は、「Front Row」という新しいユーザーインタフェース(UI)の採用とビデオカメラ「iSight」内蔵である。Front Rowでは、リモコンを使って離れた場所からパソコンのメディア機能を操作できる。Front Rowのメニューを呼び出すと、Macの画面がフルスクリーンに切り替わり、画面上に「Music」「Photos」「Videos」「DVD」の画像が表示される。操作方法は、iPodと同じである。たとえば「Music」を選ぶと、「Playlists」「Artists」「Albums」などが選択できる画面となり、さらに「Artists」を選ぶと、アーティストのリストというように階層的に進んでいく。そのため対応するIRリモコン「Apple Remote」も、「iPod Shuffle」にメニューボタンを付けたようなデザインとなっている。Windows XP Media Center Edition対応のリモコンに比べると機能は少ないが、コンテンツをナビゲートして再生するという目的のためだけならば、シンプルで操作しやすい。Appleは同日、「iTunes 6」をリリースし、iTunes Music Store(iTMS)を通じて米国で音楽ビデオやテレビ番組の販売を開始した。iMacユーザーはiTMSで購入したビデオコンテンツもFront Rowを使って楽しめる。

    「Macをリモコンで操作」。だから今回は立ちながらデモ

    リモコンはマグネットで、iMac G5の側面に貼り付けられる

    Job氏による「Photo Booth」のデモ。「神のようだ……」と笑えないジョークを言っていた

    iSightはディスプレイの上部に配置されている。Mac内蔵のアプリケーションと連係しており、たとえば「iChat AV」を起動すると、iSightが自動的にオンになり、すぐにビデオチャットを開始できる。また「Photo Booth」という"自分撮り"用アプリケーションが追加された。iMac内蔵のiSightを使って、プリクラのように撮影した画像に、セピア/ストレッチ/コミックブックなど、さまざまなエフェクトをかけられる。

    新iMacの基本的なデザインは前世代と同じだが、背面に曲線が用いられている。最大で0.5インチ(約1.27センチ)薄くなり、15%軽量化された。17インチ、20インチ・モデルのどちらもSuperDriveを搭載、「Mighty Mouse」が付属する。米国での価格は17インチモデルが1,299ドル、20インチモデルが1,699ドル。日本での価格は17インチモデルが152,800円、20インチモデルが199,800円となっている。

    製品 17インチ iMac G5 20インチ iMac G5
    CPU 1.9MHz PowerPC G5 2.1GHz PowerPC G5
    FSB 633MHz 700MHz
    メモリ 512MB DDR2
    HDD 160GB S-ATA 250GB S-ATA
    光学ドライブ SuperDrive
    ディスプレイ 17インチ(1440 x 900 pixels) 20インチ(1680 x 1050 pixels)
    ビデオカメラ iSight
    グラフィクス ATI Radeon X600 Pro ATI Radeon X600 XT
    ポート FireWire400×2、USB2.0×3、USB1.1×2、VGA、S-Videoおよびコンポジットビデオ出力
    ネットワーク 10/100/1000BASE-T
    ワイアレス AirPort Extreme、Bluetooth
    価格 1299ドル 1699ドル

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