アプレットでの動作も可能に - Apache Axis (Java) version 1.3公開

    後藤大地  [2005/10/12]

    The Apache Axis teamは12日(米国時間)、Apache Axis (Java)の最新版となるApache Axis (Java) version 1.3を公開した。Apache Axis (Java) version 1.3はJAX-RPC 1.1およびSAAJ 1.2に完全に準拠したSOAPツールキット。JAX-RPC 1.1 TCKおよびSAAJ 1.2 TCKの互換試験をクリアしている。

    Apache Axis (Java) version 1.3ではApache Axis (Java)のバグフィックスはもちろんのこと、Java Appletとして動作できる機能が追加されたほか、MTOMの仮サポートが追加さるなど、より効率的なプロセスアタッチメントが行われている。

    Apache Axis (Java) version 1.3で行われた主な変更点は以下の通り。

    • Java Appletにおける動作のサポート
    • MTOMの仮サポートの追加
    • HTTPリクエストから直接アタッチメントストリームを取得する機能の追加
    • JavaBeansにおけるarray-typeプロパティサポートのlクリーンナップ
    • 長期運用しているサーバにおけるガベージコレクタに関するバグ修正(Geronimo関連)
    • 依存しているAPIのバージョンアップ
    • xmlbeans serializer/deserializerのアップデート
    • SAAJに関するバグ修正
    • コードジェネレーションに関するバグ修正
    • 実行環境に関するバグ修正
    • 性能に関するバグ修正
    • メモリリークに関するバグ修正

    Apache Axis (Java)には同じ機能をC++で実装したApache Axis (C++)も用意されている。Apache Axis (Java/C++) 1系はW3C SOAP Recommendationの実装系にあたるが、現在ではApache Axis 2系の開発が進んでいる。

    W3C SOAP Recommendationの実装系としてはこれまでApache Axis (Java/C++) 1系が主なものだったが、Apache Axis (Java/C++) 1系のアーキテクチャでは、新しく策定が進められたきた新しいプロトコルへの対応が不十分という問題があるため、新しいアーキテクチャを採用したApache Axis 2系の開発が進められている。強い理由がない限り、今後はApache Axis 2系を採用が推奨される。Apache Axis 2系はWebサービスを担う重要な技術になるとみられている。

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