NRIデータサービスとデル、ITIL導入支援サービスで協業

    後藤大地  [2005/10/06]

    NRIデータサービスとデルは6日、ITIL(IT Infrastructure Library)導入支援サービスを協業で提供すると発表した。サービスの提供はデルの「ITIL導入支援サービス」として同日より開始する。

    「ITIL導入支援サービス」は、デルの技術コンサルティング部門「デル・プロフェッショナル・サービス(DPS)」が窓口となり、NRIデータサービスのITIL導入支援フレームワーク「Senju Service Management Framework(SSMF)」に基づいて、ITILの導入をサポートしていく仕組みとなっている。

    NRIデータサービスとデルは、ヨーロッパや米国の企業で使用されているITILに基づき、両社のノウハウを活かして 管理コストの低減、サービス品質の向上を実現するITIL導入支援サービスを提供していくとしている。

    「ITIL導入支援サービス」には次の特長がある。

    • 短期間・低コストでの現状分析を可能にする簡易カウンセリングサービス
    • NRIデータサービスの「SSMF」に基づくプロジェクト支援
    • 業界標準の運用管理システムを実現
    • 「ITILトレーニングサービス」を提供

    NRIデータサービスが提供する「SSMF」は、同社が自社システムで実施したITILベースの運用改善プロジェクト、および多くのプロジェクト支援を通じて得られた知識をいかした最適のフレームワーク。

    また「ITILトレーニングサービス」では、いくつかのコースをつくることにより、システム構築・管理・運用に携わる人材を育成するトレーニングやノウハウを提供する。

    ITILとは、ITサービスマネジメントにおける模範的な事例(ベストプラクティス)を収集したハンドブック。「サービスサポート」と「サービスデリバリー」の2つの視点から、質の高いユーザサービスとサービス自身を高い投資効率で長期的に改善していく事例が掲載されている。これはもともと1980年代に英国政府が策定ししたもので、現在では同政府機関OGC(Office of Government Commerce)が収集および管理を行っている。

    現在ITILは、英国の普及促進を目的としたNPO団体itSMFにより世界的に普及しており、日本においても2003年5月よりITILのitSMF Japanが設立され、多くのIT関連企業が参加している。

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