レノボ、新デザインでThinkの世界を広げる「ThinkPad Z」シリーズ発表

      [2005/10/05]

    レノボ・ジャパンは5日、ノートPC「ThinkPad」の新シリーズとして「ThinkPad Z」シリーズを発表した。ThinkPadとしては初採用となるワイドタイプの液晶パネルをはじめ、キーボード・デザインの刷新、新コンセプトのきょう体、一部モデルに採用するチタニウム・シルバーの天板など多くの新デザインを盛り込み、従来のThinkPadのイメージを一新する特徴を持つ。

    製品はマルチユース・オフィス・モバイル向けとされ、用途にあわせて搭載液晶のサイズなどが異なる「ThinkPad Z60t」「ThinkPad Z60m」の2機種をラインナップ。同社ダイレクト販売による価格はともに119,700円から。出荷は10月下旬を予定している。

    14V型ワイド液晶搭載のThinkPad Z60t

    15.4V型ワイド液晶搭載のThinkPad Z60m

    ThinkPad Zシリーズは、「ThinkPad Roll Cage」と呼ばれるマグネシウム合金製の内骨格を持つ新シャーシを採用し、きょう体の剛性を向上したほか、外部からの圧迫による内部主要部品への負担軽減も実現、システム本体の堅牢性強化を果たしている。

    従来の「ハードディスク・アクティブプロテクション・システム」などに代表されるHDD保護機能も総合的に強化している。ほか、キーボードのキーを支えるパンダグラフ構造の見直し、指紋や汚れに強い表面コーティング、液体をこぼしてしまった時などに内部部品を保護する独自の排水機能向上など、ThinkPadとしてさらに高いレベルの信頼性・堅牢性を目指す工夫がなされている。

    全モデルともセキュリティ機能を強化する指紋センサーとセキュリティーチップも搭載する。モバイル環境での利便性を考慮し、ワイヤレスLAN機能のON/OFFを管理できるワイヤレスLAN ON/OFFスイッチも採用した。

    Z60m(左)とZ60t(右)の比較。画像はチタニウム・シルバーの天板を採用したモデル

    ThinkPad Z60t - 14V型ワイド液晶採用のA4ワイド・モバイルモデル

    ThinkPad Z60tは、14V型WXGA(1280×768ドット)のワイド液晶パネルを採用したモバイル向けA4ワイド・ノートPC。2スピンドル構成ながら本体質量2.07kg(付属のウェイトセーバーベゼルに換装時は1.89kg。チタニウム・シルバーの天板を採用する最上位クラスのモデルのみ2.18kg / 同2kg)を実現。

    主な仕様は、チップセットがモバイル i915GM Expressで、最大2GBまでのDDR2 SDRAMの搭載に対応するほか、モデルにより40GBから80GBのSATAインタフェース HDDを搭載している。DVDスーパーマルチドライブ搭載モデルが用意されるほか、新発表のドッキング・ソリューション(ThinkPad アドバンスド・ドック / ThinkPad アドバンスド・ミニ・ドック / ThinkPad エッセンシャル・ポートリプリケーター)を別途用意することで、各種機能の拡張を行なうことも可能。

    CPUにPentium M 760(2GHz)を搭載し、Z60t最上位クラスとなる「2512-47J」と「2512-48J」では、特別仕様として耐スクラッチ性と質感に優れるチタニウム・シルバーの天板を採用。512MBメモリや80GB HDD、IEEE802.11a / b / g対応の無線LANを内蔵し、DVDスーパーマルチドライブを搭載している。OSはWindows XP Professional SP2で、Office Personal Edition 2003未搭載となる2512-47Jのダイレクト価格は249,900円。

    Z60tの最廉価モデルとなるのが「2512-4NJ」で、こちらはCPUにCeleron M 360(1.40GHz)を採用。256MBメモリと40GB HDD、DVDコンボドライブを搭載し、OSはWindows XP Home Edition SP2。ダイレクト価格は119,700円。

    ThinkPadブラックの天板を採用したモデル

    上位機種はチタニウム・シルバーの天板を採用

    バッテリー駆動時間はモデルにより2~2.5時間(JEITA)。本体サイズは334(W)×228(D)×26.6~30.9(H)mm。主なインタフェースは外部モニター出力、マイクロフォン・ジャック、ヘッドフォン・ジャック、ビデオ出力(S端子)、USB2.0×3、IEEE1394(4ピン)、56Kモデム、LAN、PCカードスロット(TypeII/I)、SDメモリーカードスロットなど。

    ThinkPad Z60m - 15.4V型ワイド液晶採用のA4ワイド・スタンダードモデル

    ThinkPad Z60mは、15.4V型のワイド液晶パネルを採用しスタンダードA4ワイド・ノートPC。液晶解像度はモデルにより、WXGA(1280×800ドット)とWSXGA+(1680×1050ドット)が用意されるほか、WXGAモデルには、MaxBrightと呼ばれる高輝度液晶搭載カスタマイズモデルも用意する。採用チップセットもモデルにより、モバイル i915GM Expressまたはモバイル i915PM Expressを搭載、モバイル i915PM搭載モデルはグラフィックスチップにMobility Radeon X300またはX600を搭載し、グラフィックス機能を強化している。

    「2530-3PJ」と「2530-3QJ」は、CPUにPentium M 760(2.0GHz)を搭載し、チタニウム・シルバーの天板を採用するZ60m最上位クラスとなるモデル。WSXGA+(1680×1050ドット)液晶、Mobility Radeon X600、512MBメモリや80GB HDD、IEEE802.11a / b / g対応の無線LANを内蔵し、DVDスーパーマルチドライブを搭載している。OSはWindows XP Professional SP2で、Office Personal Edition 2003未搭載となる2530-3PJのダイレクト価格は260,400円。

    Z60mの最廉価モデルとなるのが「2530-2GJ」で、こちらはWXGA(1280×800ドット)液晶搭載で、CPUにインテル Celeron M 360(1.40GHz)を採用。256MBメモリと40GB HDD、DVDコンボドライブを搭載。初期導入済OSにMicrosoft Windows XP Home Editionといった構成でダイレクト価格は119,700円。

    ThinkPadブラックの天板を採用したモデル

    こちらの機種も上位機種はチタニウム・シルバーの天板となる

    バッテリー駆動時間はモデルにより3~4時間(JEITA)。本体サイズは357(W)×262.5(D)×37.3~40.2(H)mm。本体質量は2.9kg(チタニウム・シルバーの天板を採用する最上位クラスのモデルのみ3.1kg)。主なインタフェースは外部モニター出力、マイクロフォン・ジャック、ヘッドフォン・ジャック、ビデオ出力(S端子)、USB2.0×3、IEEE1394(4ピン)、56Kモデム、LAN、PCカードスロット(TypeII/I)、Expressカードスロット、マルチカードリーダーなど。新発表のドッキング・ソリューションにも対応する。

    ThinkPad X40 / X41 / X41 Tablet - パフォーマンス強化の新モデル

    同日、従来製品からパフォーマンスの強化を図ったThinkPad X40 / ThinkPad X41 / ThinkPad X41 Tabletの新モデルも発表された。各製品は10月12日より出荷開始(一部受注生産)する。

    新モデルでは搭載CPUなどの強化が行なわれているほか、ThinkPad Zシリーズにも搭載される「PC利用環境の安全性と利便性、生産性を向上する」というThinkVantageソフトウェアの最新版を初期導入したモデルも用意される。

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