IT上級者の会話は意味不明……「もっと易しく話して」とのリクエスト多

湯木進悟  [2005/09/26]

英Computer Peopleは、IT関連の専門用語がオフィスワーカーなどに与えている影響を調査した最新レポートの発表を行った。社内のIT部門のスタッフには、もっとわかりやすくサポートしてほしいとのリクエストも多数寄せられている。

同レポートは、英国内の様々な業種を対象として、約1,000名のオフィスワーカーに実施したアンケート調査に基づくとされている。調査結果によれば、社内のITスタッフなどと会話している時に、難解なIT専門用語が使われたため当惑してしまったことがあるとの回答が、全体の67%に上っている。まるでIT上級者が見知らぬ外国語でも話しているように感じたことがあるとの回答は56%、使われたIT専門用語を理解できずに困っていることを、会話中のITスタッフは気づいてすらいないようだったとの回答は40%に達したという。

今回の調査では、「帯域」「HTML」「ホスト名」「エイリアス」「IPアドレス」が、難解なIT専門用語のトップ5に挙げられたようだ。また、約7割の回答者が、自分のよく知っている例に置き換えて、もっとわかりやすい説明を行ってほしいと望んでいることが明らかにされており、図表などを用いた、視覚に訴えながらの丁寧なサポートをリクエストする声も少なくなかったという。

同社でCommercial Directorを務めるCarole Hepburn氏は「同じIT部門の仲間と会話する以外の時は、IT上級者は、いわゆるIT専門用語の使用を極力控える必要があることが明確になった」とコメントしている。同氏は、IT部門と他の部門間で、社内に溝が生じてしまう事態を避けられるように、改善を図る必要性なども指摘している。

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