映画よりゲームが感動する!? RPGがトップ、変化するエンターテインメント像

湯木進悟  [2005/09/22]

米Bowen Researchは、TVゲームやPCゲームが与えるインパクトなどを調査した最新レポート「Videogames: The Impact of Emotion」の発表を行った。ゲームプレイが、映画や音楽を超える感動を与え始めている様子も浮き彫りになっている。

同調査によれば、「映画を見たり音楽を聞いたり読書をしたりするよりも、TVゲームやPCゲームをプレイするほうが、大きな感動を与えてくれると思う」との回答は、全体の41%に上ったという。映画/音楽/読書を超えることはないものの、「同じほど感動的な体験をゲームが与えられると思う」の回答も、全体の27%に上っていたようだ。

今回の調査で、最も感動的なゲームのジャンルに選ばれたのは、ロールプレイングゲーム(RPG)となっており、スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー」シリーズが、圧倒的に多くのユーザーから支持される結果になったという。RPGに続いては、格闘・シューティング・アクションなどが、感動的なゲームのジャンルに入っているものの、バイオレンスが、フラストレーションや怒りの感情をかきたてる状況も明らかにされている。また、マルチプレイヤーでのオンライン対戦ゲームは、感動を与えるジャンルで見るならば、比較的下位にランクインしているとされ、「フライトシミュレーター」系のゲームが、最下位のジャンルとなったようだ。

Bowen Researchを創設して、同調査を率いたHugh Bowen氏は「現代の若者が、ゲームをエンターテインメント・メディアとして評価し、映画/音楽/読書など、多くの感動を与えてきた伝統的なメディアと同等か、それらを上回る存在としてとらえ始めていることは非常に興味深い。ゲームユーザーの半数が、感動できるかどうかをゲームの価値に挙げている状況からすれば、より感動的なゲームに仕上げることが、大ヒット作の条件ともなってくるだろう」とコメントした。

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