Linux標準仕様の最新版「The Linux Standard Base 3.0」が公開

    海上忍  [2005/09/20]

    The Free Standards Groupは19日(米国時間)、Linuxディストリビューションの標準仕様「The Linux Standard Base(LSB) 3.0」を公開した。主要LinuxベンダーのRed HatとNovell、Debian Common Core AllianceとAsianuxはLSB 3.0のサポートを表明、今後各団体がリリースするLinuxディストリビューションに採用される。

    LSB 3.0では、リアルタイム機能に対応するライブラリ(librt)が追加されるなど、POSIXの仕様に対応すべく一部機能が見直されたものの、2004年9月に公開されたLSB 2.0から大きな変更はない。ただし、C++用アプリケーションバイナリインターフェイス(ABI)の仕様が更新、GCC 3.4以降または互換性のあるコンパイラが必須となり、GCC 3.3以前の環境で生成されたバイナリは互換性が失われる。

    LSBは、ディストリビューション間の互換性を維持する目的で制定されたLinuxの標準仕様。主要なAPIの基本セットおよびライブラリの標準型を示すことにより、独立系ベンダーがLinux向けソフトウエア開発に参入しやすくなる効果が期待されている。

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