韓国ReignCom、PMC搭載端末を来年初め韓国市場へ投入 - 一部仕様を公開

佐々木朋美  [2005/09/15]

ポータブルオーディオプレイヤー「iriver」で知られるReignComは、音楽や動画の再生に対応した携帯型プレイヤーに、MicrosoftのPMC(Portable Media Center)搭載モデルを来年初め頃に韓国市場へ投入すると発表した。

同社は「まだ詳しいスペックや投入時期について明らかにすることはできないが、来年初めに使いやすさを強調した携帯用マルチメディアプレイヤーをリリースする方針だ」と語っている。

基本的な機能については簡単に紹介されている。音楽や写真、動画データを十分に保存して楽しめるよう、20GB以上のハードディスクが搭載される予定。そのほか、テレビ出力が可能で、大画面で写真や動画を楽しむことができる。また外部オーディオ機器に接続し、音楽を高音質で録音することも可能だという。動画の対応コーデックはWMV9、DivX、XviD、MPEG-4。価格は現在のところ未定だ。

ReignComは昨年9月に、LinuxベースOSを採用した「PMP-100」シリーズを韓国国内で販売している(日本ではアイリバー・ジャパンが販売)。しかしPMC搭載モデルは、当時韓国語に未対応だっため、アメリカでの販売となり、韓国国内市場に登場することはなかった。これに対し、来年登場予定の新製品は韓国語に対応しているという。

MicrosoftとReignComの両社は今後、共同でマーケティングを推進していくため、事業協力についての検討を行ったとする。両社はこれまでにもDRM(Digital Rights Management: デジタル著作権管理)技術への対応など、多様な事業提携を実施し関係を深めている。

すでにアメリカ市場などにおいては、ReignCom以外にも、Samsung電子など、複数のメーカーがPMC搭載のマルチメディアプレイヤーを投入している。現在、世界市場において多くの支持を得ている音楽プレイヤーといえばApple ComputerのiPodだが、これに対してMicrosoftは、より多機能なPMC搭載端末で対抗すべく、有力メーカーとの協力を進めている。来年、韓国市場にPMC搭載端末を投入することについて、ReignComでは、「新興市場として急成長しているポータブルマルチメディアプレイヤー市場において、PMCの登場は韓国で大きな話題を巻き起こすことだろう」とし、期待を寄せている。

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