夏休み商戦も終盤ということか、今週は新製品が少ないという秋葉原。まずはUSER'S SIDEでスタートした夢の8wayサーバのデモンストレーションを紹介しよう。このデモは、4基あるいは8基のOpteronを搭載可能なマザーボード「Tyan Thunder K8QW(S4881)」、シャーシ、リタンダント電源などがセットとなったサーバーベアボーン「Tyan Transport XV50」にOpteron 852を8基搭載したもの。タスクマネージャやデバイスマネージャに8つのCPUが認識されている様は圧巻。デモンストレーションではVirtual PCなどを用いて仮想システムを構築している。価格は4wayまで対応する「B4881V50S4H-4P」が735,000円、8wayまで対応の「B4881V50S4H-8P」が945,000円。ぎりぎり100万円未満だが、CPUその他を含めるとシステムでは200万円ほど必要だろうか。なお、同マザーボードはBIOSアップデートでデュアルコアOpteronにも対応するため、最大16コアまで対応する。
基幹パーツでは、Infineon製チップを用いたPC2-6400(DDR2-800MHz)メモリが登場している。Intel製上位チップセット等で利用可能なPC2-6400メモリだが、徐々に製品が揃ってきた印象だ。容量が512MBと256MBの製品を入荷したアークでは、512MBが12,980円、256MBが6,780円。
そしてグラフィックスカードでは、GIGABYTEからファンレスカードが2製品登場している。GeForce 6600 LEを搭載する「GV-NX66L128DP」は下位チップながらオーバークロック仕様で11,500円前後。GeForce 6200 with TurboCacheを搭載する「GV-NX62TC256D8」はオンボードVRAMが128MB、仮想256MBタイプで8,000円前後。
もうひとつグラフィックスカードでは、Sapphire製RADEON X800GTカードのバルク版がクレバリーに入荷。もともとパッケージ版も22,000円前後という価格だが、さらに1,000円ほど安い20,968円という価格設定だ。
ベアボーンPCの新製品では、ソルダムのPentium M対応製品「OLPHES RHAPSODY」が登場している。COMMELL製のMini-ITXマザーボードを内蔵し、ミラープレートを用いたタイル状のフロントマスクだ。ケース選びの難しいMini-ITXシステムとしてはベアボーンPCに頼るのもひとつの手だろう。
もひとつVFDパネルを搭載してちょっとお洒落に進化したLGA775対応ベアボーンPC「Shuttle XPC SB83G5M」が登場している。鏡面塗装のフロントマスク越しに見えるVFDパネルには、PCのステータスやDVD/TV等の状態などを表示可能。チップセットにはIntel 915G+ICH6-Rを採用し、パフォーマンス的にもハイスペックと言えるだろう。拡張スロットはDDR400/333対応メモリスロット×2、PCI Express x16×1、PCI×1など。電源は250Wとほどほど、IEEE1394aやGbE等のオンボード機能も付く。Windows XP Media Center Edition 2005にも対応するとのことで、対応チューナー等を搭載すればホームシアターPCとして雰囲気を盛り上げてくれるだろう。価格は45,000円前後。
ビデオ再生機能付き外付けHDDボックスでは、ユートビアの「RSH-100」がブレス秋葉原本店に入荷した。3.5インチHDDを内蔵可能でPCとはUSB2.0接続でデータを転送、TVとはコンポジット/Sビデオ/コンポーネントなどで接続する。本体に操作用スイッチと情報表示用の小型ディスプレイが搭載されているのが特徴。小型ディスプレイ付きと言えば挑戦者から「MovieTank II」が発表されており、こちらも登場が近い。両者はデザイン的に似通ったところがあるものの、リモコンやフロントスイッチ形状などが若干違う。再生対応フォーマットは映像がDivX/Xvid/AVI/MPG/DAT/VOB/ISO/IFOなど、音楽がMP3/WMA/WAV/OGG Vorbisなど、そして静止画がJPEG。価格は19,800円。このほかにオプションとしてFMトランスミッター(1,980円)やDTSボード(5,980円)等のオプションを用意しているのも特徴的だ。
また、2.5インチHDD対応の「MOVIE COWBOY(DC-MC25U)」も登場。こちらは12,000円前後。このところ外付けHDDボックスは、徹底的な低価格路線とただHDDを納めるだけではない高付加価値製品とで2極化の状況だ。
PCとは少々離れるが、ヘッドホンアンプ「Dr HEAD HiFi」「Dr HEAD mini」が新登場。これはポータブルオーディオ等のオーディオ信号をアンプで増幅するというもの。Dr HEADはバッテリーを内蔵した充電に対応、Dr HEAD miniは乾電池を搭載可能で、それぞれアンプの電源として利用することでポータブルオーディオとともに携帯することが可能となっている。
最後に来週登場予定のファンレス電源の情報。サイズの「Calmar(CX360-PFL01)」は360W電源。ファンレス電源というとヒートシンクに包まれた無骨なイメージが強いが、この製品ではメッシュボディを採用し、スッキリした印象を受ける。仕様では12V系が2系統、ATX2.0に対応しているが、さすがに高負荷システムには対応せずPCI Express用パワーコネクタは搭載しない。どちらかというとPentium MやTurion 64等の省電力CPUでかつグラフィックやHDD等をパフォーマンス仕様とした中堅システム向けと言えるだろう。
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