ACLに基づくアクセス制御をサポート - 仮想ディレクトリサーバPenrose 0.9.4公開

    杉山貴章  [2005/08/31]

    Penroseプロジェクトチームは31日(現地時間)、仮想ディレクトリサーバPenroseの最新版となるバージョン0.9.4を公開した。PenroseはActive DirectoryやLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)、JDBC/SQLによるコネクションをサポートした、Javaで開発された仮想ディレクトリサーバである。Penroseの仮想ディレクトリは、クライアントアプリケーションからの接続要求を受け取ると、必要なデータの仮想ビューを生成して端末に送信する仕組みになっている。

    Penroseは主に次のような機能を持った仮想ディレクトリサーバである。

    • 名前空間や属性値の変換機能
    • ディレクトリスキーマの変換機能
    • BeanShellスクリプト(JSR 274)による属性変換をサポートしたJoin Engine
    • Eclipse RCP 3.1ベースのGUI管理ツール/マッピングツール
    • LDAPやRDBMSベースの情報を直接閲覧可能
    • 仮想ディレクトリのライブプレビュー
    • JMX(JSR 160)による遠隔管理

    バージョン0.9.4では以前のバージョンに対して次のような拡張が施されている。

    • XML形式によるACL(Access Control List)のサポート
    • Join Engineの改良
    • キャッシュ性能の向上
    • Penrose Studioインタフェースの改良
    • CA Siteminderのサポート

    PenroseはJavaで作成されているため、プラットフォームに依存することなく利用することができ、ほかのJava技術との親和性も高い。また同時配布されているPenrose StudioによってGUI環境が提供されるため導入も容易である。ライセンスはOpen Software License, version 2.1を採用している。

    プロジェクトのロードマップによれば、今後JDBCフィルタやサーバ管理用コンソールなどいくつかの新機能を追加しながら、ほぼ2週間毎に新バージョンのリリースを行っていくとのことで、次回のリリースは9月の第2週の予定となっている。

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