MSN Korea、MSN Messengerで携帯電話のSMSを送受信できるサービスを開始

佐々木朋美  [2005/08/28]

KTFの「Cool Shot」。写真提供:KTF

MSN Koreaは、MSN Messengerで携帯電話のSMS(ショートメッセージ)の送受信ができるサービス「Phone Chingoo」(「Chingoo」は友達の意味)を開始したと発表した。

Phone Chingooに対応するのは、携帯電話キャリア最大手SK Telecomのサービス「Munja Messenger Alrim Service」(「Munja」はSMS、「Alrim」は通知の意味)と、第2位KTFのサービス「Cool Shot」だ。MSN Messengerはバージョン7.5がこのサービスに対応しており、MSN KoreaのWebサイトから無料ダウンロードできるようになっている。

Phone Chingooを利用するにはサービス加入が必要で、メールアドレスのほか、加入している携帯電話キャリア、携帯電話番号を登録しなければならない。利用はMSN Messenger 7.5を立ち上げさえすれば、通常のチャットと同じ画面上で送受信ができる。

PCから携帯電話への送信は、相手の携帯電話番号を登録することで可能となる。通常のチャット仲間の場合はアイコンがオンライン状態では緑、オフライン状態では赤で表示されるのに対し、Phone Chingooとして登録した相手のアイコンは、識別しやすいよう黄色で表示される。メッセージ入力は通常のチャットのように、Phone Chingoo会話ウィンドウに書き込み、あとは送るだけとなる。送信料金は1通30ウォン(約3円)。これは携帯電話同士のSMS送信と同じ料金だ。利用料金は、携帯電話の料金と一緒に請求される。

携帯電話からのSMSをPCで受信する場合も、通常のチャットと同様、Phone Chingoo会話ウィンドウに、発信者の携帯電話番号とメッセージが表示される形となる。SMSはMSN Messengerと携帯電話の両方に届くこととなり、万一ログアウトした状態で受信しても次にログインした際にポップアップ画面と同時にSMSの受信を知らせてくれる。受信料は無料だ。

MSN Koreaによると、現在のところSK TelecomとKTFのみでサービス提供をしているが、近いうちに第3位のキャリアLG Telecomも同サービスに対応させ、全キャリアでの提供を目指すとしている。

またSK Telecomの発表によると、9月から同様のサービスを「Nate ON」でも提供開始するという。Nate ONは、同社と同グループの会社であるSK Communicationsが運営するポータルサイト「NATE」が提供するメッセンジャーで、現在、利用者はMSN Messengerを抜き国内1位となっている。Nate ONを利用したSMS送受信サービスはSK TelecomだけでなくKTFにも対応予定だ。

MSN Korea常務のLee Goowhan氏は「Phone Chingoo次期バージョンでは、(写真など)マルチメディアメッセージを自由に送受信できるMMS(Multimedia Messaging Service)の送受信機能、ストレージ機能、住所録連動機能など、多様な機能を追加する計画」と語っている。韓国では、パソコンや携帯電話などのデバイス、その利用場所を問わない、有線/無線の「融合サービス」が今後のキーワードとされているが、Phone Chingooはその一端となる象徴的なサービスといえるだろう。

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