ミラクル・リナックスは26日、中国レッドフラッグ・ソフトウェアと韓国ハーンソフトの3社により共同開発したLinux OS「Asianux 2.0」をリリースした。バージョン2.6のLinuxカーネルを採用、CPUにはIntel Xeon/Xeon64やAMD Opteron/Athlonをサポートするほか、IBM OpenPowerを利用した仮想マシン上での実行に対応するなど、最新のオープンソース技術が投入されている。
Asianux 2.0の主要な機能としては、Samba+LDAPによるWindowsドメインコントローラの構築を手助けする「ファイルサーバ構築ウィザード」、米Oracleが開発を進めるクラスタファイルシステム「OCFS2」への対応などが挙げられる。Linux開発の指針となる規格「LSB 3.0」に準拠するなど、業界標準の仕様も満たしている。
Asianuxは、Red Hat Enterprise Linuxをベースに多言語化などの機能を追加した、サーバ指向のLinux OS。ソフト/ハードの検証作業に伴う時間や経費の節約を目的として、2004年1月にミラクル・リナックスとレッドフラッグ・ソフトウェアの2社が提携を結び、北京のオラクル中国開発センター内で共同開発がスタート。2004年6月に「Asianux 1.0」をリリースしたのち2004年10月に韓国ハーンソフトが参加、現在のアジア3カ国にまたがるプロジェクトに至るという経緯がある。なお、ミラクル・リナックスは日本オラクルの子会社。
Asianuxは、日本では「MIRACLE LINUX」、中国では「Red Flag DC」、韓国では「HAANSOFT Linux」のブランド名で販売されている。今回リリースされたAsianux 2.0についても同様に、日本では「MIRACLE LINUX V4.0」の名称で販売される予定。
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