BEAのJVM "JRockit"、Intel Xeonプロセッサ上のLinuxで64-bit対応

BEA Systemsは2日(現地時間)、BEA JRockitについて、最新版で64-bitのIntel Xeonプロセッサ上で動作するLinuxに対応したことを発表した。BEA JRockitはIntelプラットフォーム向けのハイパフォーマンスなJVM(Java Virtual Machine)製品であり、現在バージョン5.0がリリースされている。

BEA JRockitはIntelプラットフォーム上で高レベルのパフォーマンスを得られるように特化して設計されており、大規模でミッションクリティカルなサーバアプリケーションでの使用に適しているという。Intel Xeonプロセッサ上で稼働するLinuxに対する64-bit対応が完了したことで、BEA JRockitを使用したサーバアプリケーションはさらなる処理速度の向上を目指すことができるようになった。

BEAは、SPECjbb2005によるベンチマークテストの結果も発表している。SPECjbb2005は米The Standard Performance Evaluation Corp(SPEC)によって開発されたベンチマークソフトウェアで、Javaのビジネスアプリケーションの実行速度を定量的に測定することができる。同社によると、Intel Xeon 3.6GHzプロセッサ2台および8192MBのRAMを搭載したDell PowerEdge SC1425を使用してBEA JRockit 5.0 R25.2.0をテストした結果、24,208オペレーション/秒を記録したという。同社ではこの結果をもって、現在Intelプラットフォーム上で動作するJVM製品のうち最速の結果、と主張する。

同社は、今後もJavaのパフォーマンスの向上に力を注ぎ、業界をリードしていくとしている。今年春に発表されたロードマップによると、JRockitの今後のバージョンでは確定的ガーベジ・コレクタや1つのOS上で複数のJVMリソースを管理するリソースマネージャなどの搭載が予定されている。さらに6月に行われたJavaOneカンファレンスでマーク・カージスCTOは、ハードウェア上で直接動作するJRockit開発の構想(プロジェクト「Bare Metal」)も明らかにした。



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