エンティティベースの業務システム開発フレームワーク Haricot公開

豆蔵は25日(日本時間)、業務システム開発のためのフレームワークであるHaricotをリリースした。Haricotはエンティティを中心としたフレームワークで、業務システムの効率的な開発を実現するためのツールを提供する。業務システム開発には様々なアプローチの方法が存在するが、その中でHaricotのコンセプトとしては以下のようなものが挙げられている。

  • シンプルなインタフェース
  • 見通しのよい単機能
  • 軽快な動作
  • コントローラー部分から独立したフレームワーク
  • 一般的なフレームワークと共存可能
  • エンティティを中心におく開発
  • 業務システムの設計・開発の生産性向上を最重視

Haricotの特徴は、業務システム開発をエンティティに対するアプローチとして表現することにある。具体的には、分析の段階で作成した分析モデルを基にデータベース設計を行い、そのテーブルに対応するエンティティクラスからドメインモデルを構成する。これによって、エンティティクラスの責務を忠実に実装クラスに実現できるようになる。

現在、Haricotはコアライブラリ、DBアクセスライブラリ、コード生成ツールの3つのライブラリから構成されている。コアライブラリは業務システムにおけるデータ操作のためのクラス群であり、ドメインモデルを構成するために必要な機能を提供する。エンティティとデータベースのテーブルの対応付けを行うのがDBアクセスライブラリであり、実際のテーブルに対する操作もこのライブラリによって行う。コード生成ツールは、ドメインモデルからエンティティのJavaソースを作成するための機能を提供する。

公式サイトによれば、Haricotは現在まだ発展段階にあり、今後は上記のライブラリに加えてビュー周りの機能を充実させていく予定とのことである。そして将来的には、ウェブベースのアプリケーションとリッチクライアントベースのアプリケーションを統一して設計できるプラットフォームになることを目指す。

なお、HaricotはOSI認定のオープンソースライセンスであるApache License, Version 2.0のもとで公開されている。開発は豆蔵の有志の手によって行われており、成果物は豆蔵の技術情報サイトである「豆魂」において配布されている。



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