収入源はオークション……という起業家が増加中

    湯木進悟  [2005/07/23]

    米ACNielsenの一調査部門となるACNielsen International Researchは、米eBayのオンラインオークション利用事情などを調査分析した最新レポートの発表を行った。オークションで起業の夢をかなえるユーザーも、増加の一途をたどっているようだ。

    同レポートは、今月上旬に米国内でeBayへの出品者を対象に実施した調査などに基づくとされ、eBayのオークションでの売上を主/副収入として、実際に生計を立てている人の数は、72万4,000人を超えたという。約2年前に実施された同様の調査では、オークションでの売上を主/副収入にするユーザー数が43万人だったと報告されており、起業にオークションを活用する人が、ここ数年で大きく増加している様子などが浮き彫りとなっている。

    今年上半期に、米国のeBayオークション上での売上総額は、約US106億ドルに達したと伝えられている。オークションを職業とするまでには至っていないものの、eBayに出品し、一定の臨時収入を稼いでいる人が、他に150万人はいるとされる。

    アメリカン・エンタープライズ公共政策問題研究所(American Enterprise Institute for Public Policy Research)のJames K. Glassman氏は「新たな職を生み出す上でも、eBayが米国社会に与えている影響は非常に大きい。大多数の人にとって、ほんの5年前までは考えることすらなかった職業だが、この数年間でeBayオークションによって職を得た人は、かなりの数に上っている」とコメントした。

    なお、eBayは現在、米国郵政公社(U.S. Postal Service)と提携して、米国各地の郵便局を回り、オンラインオークションによる起業を支援するキャンペーン「eBay Day Small Business Tour」を開催中。各種プレゼンテーション、ガイダンスなどを行う「Home Office Lab」スペースや「Sell-It-Ship-It」ワークショップバスを設置して、さらに多くの人々に、eBayオークションへの出品を促す方針が掲げられている。

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