"禁煙契約書"や"掃除分担契約書"も - オンラインで契約書発行・管理サービス

「今度禁煙に失敗したら、同僚全員に昼ごはんおごり」「デートに遅刻したら罰金5,000ウォン」…… こんな日常的な約束事について、オンライン上で契約書を発行できるWebサイトが韓国で登場し人気を呼んでいる。

ワープロソフト「Hangul」などを提供するHaansoftによる「FunCM.com」は、個人間のちょっとした約束事や契約などについて、契約書の作成と管理ができるWebサイトだ。

契約書を作成するには、まず会員加入をする必要がある。加入後、入力フォームに契約についての主題と詳細内容を記入したあと、約束を行う相手の携帯電話番号を入力すると、相手の携帯電話に契約内容確認と承諾を要請するSMSメッセージが送られる。SMSの受信者はFunCM.comに会員加入後、契約内容を見て承諾することで契約成立となるというわけだ。

契約内容はWebメールのようにいつでも見たり修正したりすることが可能で、お互いの同意で削除されるまで残ることとなる。契約書を交わす相手は1人でも複数でも可能なほか、内容の公開と非公開も選ぶことができる。公開にされた契約書は、FunCM上で誰でも自由に見ることが可能だ。

よくある契約の内容としては「禁煙とダイエットがもっとも多い。ほかに多いのは夫婦間の契約書。掃除を分担すること、週末には映画を見に行くこと、などの内容がある」(Haansoft担当者)とのこと。個人的な目標を公に話すことで達成しようとするケース、友だちや家族に要求したいことを契約書にして守らせようとするケースが多いようだ。

FunCM.comは、同社が昨年4月から運営しているビジネス向け契約ポータルサイト「HanCM.com」の個人版としてオープンされたWebサイトだ。HanCM.comは、土地や不動産賃貸、事業提携など、B2C、B2Bにおけるさまざまな契約をオンラインで交わすためのサービスで、1999年に制定された「電子署名法」に基づき法的効力を持つのが特徴となっている。ちなみにHaansoftによると「CM」とは「Contract Management」の略で「契約管理」を指す。締結された契約の管理を通じて、企業の過去・現在・未来を管理することを意味しているという。ビジネス向けのHanCM.comに対し「FunCM.comは、HanCM.comノウハウを活かす形で作られたWebサイト。契約というと堅苦しいイメージだが、親しい仲間同士で気軽に契約を結んで楽しんでほしい」(Haansoft担当者)という。

同Webサイトのトップページには1人あたりの契約者数ランキングが掲載されている。これによると、12日時点で、もっとも多い人では37人の人と契約を結んでいる。

もっとも「過ぎたるはおよばざるがごとし」。とくに罰金・罰則ありの契約書は注意が必要となりそうだ。



人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事