新しいJava用テスト・フレームワーク - TestNG 2.4公開

    杉山貴明  [2005/07/07]

    Cedric Beust氏らはJavaアプリケーション用のテスト・フレームワークであるTestNGの最新版をリリースした。また、それにともない、TestNGのEclipseプラグインも1日にリリースされた。

    TestNGはJavaアプリケーションのユニット・テストを行うためのフレームワークである。TestNGの特徴はJ2SE 5.0で導入されたアノテーションを効果的に使用してテストコードの呼び出しを記述する点で、JUnitのようにクラスの構造そのものに手を加える必要はない、という点だ。アノテーションにはパラメータを指定することができ、それによって実行するテスト・メソッドの種類やテストのグループ分けなどを行うことができる。テスト用の設定ファイルはXML形式で記述し、テスト結果はコンソールと同時にHTML形式のファイルとして出力することができる。テスト実施用のAntタスクもサポートしている。

    今回リリースされたバージョン2.4では、主に次のような変更と、いくつかのバグの修正が行われた。

    • ベースとなるパッケージ名をorg.testngに変更(※)
    • コマンドラインオプション-groupsを追加
    • @Paramatersアノテーションを追加
    • paramatersパラメータを非推奨に
    • IInstanceInfoインタフェースを追加
    • testng-failures.xmlを修正
    • JUnitサポート部分を改善
    • Antタスクを更新

    (※testng.orgドメインを取得し、公式サイトが"http://testng.org/"に変更されたことによる)

    なお、EclipseプラグインはEclipseの自動アップデート機能(Help→Software updates→Find and Install)を利用してインストールすることができる。

    Java用のユニット・テストといえばJUnitがスタンダードなものとなっているが、JUnitには多くの問題点も指摘されており、これに代わるものとしてTestNGのような新しいフレームワークが注目されている。一方でJUnitについては、アノテーションを導入した次期バージョンであるJUnit4の開発がKent Beck氏、Erich Gamma氏らによって開始されている。

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