ポトリス新作や、大作ゲームの登場で盛り上がる、夏休みの韓国ゲーム市場

佐々木朋美  [2005/07/06]

日本でも有名なネットワーク対戦ゲーム「ポトリス」のメーカーであるCCRが、韓国内で6月末から公開試験サービスを行っている最新作「ニューポトリス」が好評だ。

簡単に楽しめるシューティングゲーム・ニューポトリスの最大の特徴は、移動しながら砲弾を発射できるスピード感にある。また攻撃・防御用アイテムを豊富に用意し、カジュアルゲームでは珍しいクエストを投入することでRPGの要素も取り入れている。さらにアイテムを重複使用できないようにして、戦略的なアイテム選択を行わなければならないようにしたほか、メッセンジャーやギルドシステムも新設し、コミュニティ機能も強化した。また新キャラクタ「ダーク三銃士」も登場している。それぞれ特徴的な攻撃を積極的にしかけるダーク三銃士は、ニューポトリスの打撃感を強化している存在だ。

新しい要素をふんだんに取り入れた同ゲームは、かつての「国民的ゲーム」の復活として話題になったこともあり、滑り出しは好調だ。6月29日の公開試験サービス開始から3時間後の23時頃には同時接続者5,800名を、続く30日には最高同時接続者9,041名を記録したという。

こうした人気の理由としてCCR担当者は「まず挙げられるのは、ニューポトリスの新たな魅力であるスピード感。そしてプレイ方法が易しく誰でも簡単にプレイできるうえ、キャラクタもかわいらしいこと。学生から社会人まで男女問わず、多くの人たちが楽しめる大衆的なゲームであることが人気の理由」と語っている。

現在は以前のポトリスのIDを持っているユーザならば誰でも無料でプレイできる公開試験サービス中で、時期は未定だが、今後はアイテムが有料化する本サービスに移行予定だ。また「日本でのサービスはまだ未定だが、オファーがあれば提供もありうる」(同担当者)という。

「ニューポトリス」のゲーム画面と、新キャラクタの「ダーク三銃士」(写真提供: CCR)

夏休みシーズンを前にして、韓国でもゲーム業界の動きは活発だ。この夏の大作として注目されているのが、WEBZENの「SUN Online」だ。

同社が「セミMMORPG」と位置付けているこのゲームでは、他のRPGとはやや違ったゲーム進行方法が楽しめる。たとえばマップでは「ミッション」「ハンティング」「イベント」といった3つのマップが用意されている。たとえばミッションは、隠し扉探しなどストーリー自体を楽しめる構成となっており、ハンティングではキャラクターがレベルアップできる戦闘を行えるようになっている。ここではミッションとは別のモンスターが登場し、戦闘は他ユーザとパーティを作って行うことも、個々に用意されたバトルゾーンで1人で行えるようにもなっている。

このほか、ノーマルマッピング技術を採用した美しいグラフィックや、「Road of the Ring」の音楽監督であるHoward Shore氏によるサウンドトラックにも注目だ。

韓国では7月末~8月初旬にクローズベータテストを行う予定で、それ以降のスケジュールについては未公開だ。韓国でのクローズベータテストが開始された後、日本や中国、台湾など、アジア圏で各国への提供も行う予定だ。

岩のように頑丈な体と攻撃力をもつキャラクタ「Berserker」(左)とナイト(騎士)らしく、見事な剣術が特徴の「Dragon Knight」(写真提供: WEBZEN)

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