MSN、検索エンジンを自社開発に、デスクトップ検索の日本語版も提供へ

マイクロソフトのポータルサイトMSNがWeb検索エンジンを変更、自社開発のエンジンを導入して検索精度を向上させる。今までベータテストを行っていたが、25日からこれを正式版とし、提供を開始する。同時に、英語版がリリースされていたデスクトップ検索ツール「MSN サーチ ツールバー with Windows デスクトップ サーチ」日本語版も24日から提供する。

MSNサーチは、従来の検索エンジンから、アルゴリズムを変更するなどした自社開発のものとなる。シンプルで見やすい表示画面となり、検索ボタン横のプルダウンメニューからWebやニュース、辞書、株価といった各種の検索を簡単に実行できるようになった。オンライン百科事典であるMSNエンカルタ百科事典も統合され、80万件以上の情報も検索できる。

検索窓上部には「ウェブ」「ニュース」「エンカルタ」とカテゴリ別のタブが用意され、検索語を絞り込んで表示することができるほか、デスクトップサーチを導入すれば、「デスクトップ」が表示され、PC内のファイルの検索も可能だ。

そのほか、設定項目が豊富に用意され、同一ドメイン別、国別、言語別で結果を絞り込めるほか、人気度の高さやどれだけ最近更新されたかどうか、さらにあいまい検索レベルもスライドバーで設定することで、より希望の情報にたどり着きやすくしている。

キャッシュページも用意され、更新される前の情報や消滅したページの情報も閲覧できるようになった。一部の検索語については、誤変換や表記のゆらぎなどを考慮し、ユーザーが入力したかった検索語を推測して候補を表示する。

デスクトップサーチは、PC内のデータを、検索エンジンでWeb検索するように検索できるツールで、200種類以上のファイルをサポート、Internet ExplorerやOutlook、Windowsデスクトップ上からいつでも検索を行うことができる。

MSNサーチツールバーのデスクトップサーチ

検索結果

検索結果はプレビューや要約とともに表示され、すぐに目的のファイルを探し出せるようにしたほか、ファイルの削除や共有などの作業も直接行える。検索するファイルの種類を選択するなどのカスタマイズに加え、サードパーティ製のアドインを追加して、検索可能なファイルの種類を増やすことも可能だ。

デスクトップサーチが統合されたMSNサーチツールバーは、ポップアップウィンドウの表示を抑止したり、検索語の色分け、タブブラウジング機能を追加したりと、IEを使ったWebブラウジングをさらに便利にする仕組みを導入している。

検索業界では、GoogleやYahoo!も各種サービスの追加、デスクトップ検索ツールをリリースしており、競争が激化している。マイクロソフトは、Longhornで導入予定のデスクトップ検索や、IEの次期バージョンで追加予定のタブブラウジング機能を、MSNサーチツールバーの形で先んじて提供、競争力の強化を狙う。

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