据え置いて動画も楽しめる、新しいインタフェースを搭載した「iRiver U10」

 

MP3プレーヤの製造、販売を行っているReigncomは22日、テレビのように据え置いて音楽や動画などを楽しめる、新しいスタイルのユーザインタフェースを採用した携帯音楽プレイヤー「iRiver U10」(以下、U10)を発表した。

新製品は「It's Thumbthing」というコンセプトを持つ。側面に電源やボリュームボタンなどがあるほかは前面に操作部はなく、ディスプレイの四方の端を親指などで押すことで、すべての操作ができるようになっている。ディスプレイ端を押すと、固定された中央部分はそのままに、押された部分が下がり、それと逆の部分はやや上がることでディスプレイ自体が斜めに傾くという、ちょうどシーソーのようなイメージだ。この操作を行うことでディスプレイに選択画面などが現れ、音楽の再生などが可能となっている。

クレードルを装着していないU10(画像提供はReigncom。以下同)

同社が開発したというこの操作方式は「ダイレクトクリック方式」と称されている。タッチスクリーンで発生するような誤動作を減らすだけでなく、ボタンを確かに押したという感覚も残しているという。「このダイレクトクリック方式の開発には、約1年ほどを費やした。今後はこれに関して特許申請も行う予定」と同社担当者は語っている。

また別売りではあるが、U10本体がすっぽりと入るミニテレビ型のクレードルとリモコンもついており、これを装着することで、テーブルなどの上に据え置くこともできるようになる。居間で作業しながら音楽を聴いたり、ソファに横になって写真や映画を見ることができるほか、外出の際はクレードルを外し、より身軽な状態で持ち出すことができる。

テレビ型のクレードルを装着したU10

MP3をはじめWMA、ASF、OGGを再生する音楽プレーヤとしての機能はもちろん、画像(JPEG)や動画(MPEG-4)の再生機能、テキストファイルビューア、MacromediaのFLASHファイルの再生など、エンターテイメント機能が強化されているのも特徴のひとつだ。ディスプレイは2.2インチQVGAクラスの26万色TFT LCDで、画像や動画などを楽しめる大きさと性能を確保している。本体の大きさは、クレードル装着時で69(W)×47(H)×16(D)mmで、メモリは512MBと1GBの2種類が用意されている。発売は8月になる予定で、価格はまだ未定だ。ちなみに日本での販売はあるかとの質問に対し同社担当者は「日本はもちろんのこと、世界を視野に入れている。発売の時期は韓国とほぼ同時期になるだろう」とコメントしてくれた。

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