世界初の折り曲げられる時計、電子ペーパー技術採用で実現

 

シチズン時計、同子会社のテイ・アイ・シイ・シチズン、米E Inkの3社は6月15日(米国時間)、世界初の折り曲げ可能な時計を開発したと発表した。同製品ではE Inkの電子ペーパー・ディスプレイ(EDP)技術を用いており、折り曲げ可能という特徴だけでなく、視認性の向上や低消費電力なども実現していると、同社らは説明する。

世界初の折り曲げ可能な時計

3社では、この折り曲げ可能なディスプレイについて、3点の特徴を挙げている。1つは視認性の高さだ。通常の反射型LCDに比べ約2倍の読みやすさを実現しており、明るいところはもちろん、明かりの少ない場所でも判読できる。また、あらゆる角度から表示内容を確認することができるという。第2の特徴は低消費電力で、バックライトを必要としないほか、安定した"メモリ効果"により少ない電力で画像表示を継続できるため、従来型LCDに比べ100分の1ほどの消費電力で動作させることが可能になる。第3の特徴は設置方法の柔軟性である。折り曲げ可能という特性を活かすことで、従来までは不可能だった用途や場所へ、時計をはめ込めるようになる。

同製品の正式な出荷日は未定だが、日本市場向けには2005年中に商用出荷が行われる見込みだという。

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