ビクター、メモリ音楽プレイヤー市場に参入 - ヘッドホンタイプなど発売

日本ビクターは、フラッシュメモリを内蔵した携帯型音楽プレイヤーを発売、デジタルオーディオプレイヤー市場に参入することを発表した。スクウェアタイプの「XA-MP101」「XA-MP51」を7月上旬から、ヘッドホンタイプの「XA-AL55」を6月下旬から発売する。価格はいずれもオープンプライス。

ヘッドホンタイプのXA-AL55

スクウェアタイプのXA-MP51

音響機器専業メーカーとして、高音質な製品を目指し、全機種に18bit ΣΔ D/Aコンバーターを搭載。デジタルからアナログへの変換でディテール表現を高め、デジタルサウンドを高い音質で再生できる、という。

スクウェアタイプの「XA-MP101/MP51」は、それぞれ1GB/512MBのフラッシュメモリを内蔵。ミニコンポやラジカセとアナログ入力で接続し、PCを使わずに音楽CDなどの楽曲を録音できる「ダイレクトレコーディング」機能を備えたほか、FMチューナーを内蔵し、ラジオのステレオ録音に加え、ICレコーダーのように音声を録音できる「ボイスレコーディング」機能も搭載した。

対応するファイル形式はWMA/MP3で、音楽配信で利用されるDRM付きのWMAファイルの再生も可能。ビットレートはMP3が8~320kbps、WMAが32~192kbpsをサポートする。5つのプリセットイコライザーに加え、カスタマイズ可能な「5バンド・カスタムイコライザー」も備える。従来から定評のある同社のヘッドホンを調整して最適化するこだわりも加えた。

XA-MP101(写真左)/MP51(右)

本体サイズは50(W)×50(H)×15(D)mm、重量は約30g。電源は単4形アルカリ乾電池×1で、連続再生時間は約17時間。インタフェースはUSB2.0で、USBマスストレージクラスにも対応する。本体カラーは、MP101がメタリックシルバーとメタリックブルー、MP51がパールホワイト、メタリックシルバー、メタリックブラック、メタリックレッド。実売想定価格はMP101が27,000円前後、MP51が2万円前後。

ヘッドホンタイプの「XA-AL55」は、耳かけタイプのアームレスヘッドホンに256MBのメモリを内蔵。ヘッドホンユニットに大口径30mmの高磁力ネオジウムマグネットを使用したドライバーユニットを採用、より高音質を目指した。

XA-AL55。再生ボタンは本体上部

自然な立体音場感や豊かな低音を実現するSRS WOW技術と4つのプリセットイコライザーを搭載。ヘッドホンタイプのため、耳にかければほかに機材が不要で、ボタンを押すと操作を音声で知らせる「音声ガイド」を備えたことにより、より手軽に高音質な音楽が楽しめるという。また、スポーツ中でも音楽が楽しめるよう、AL55の上にかぶせるようにして固定するスポーツアダプター「AA-L55J」も別売する。

スポーツアダプター

対応するのはMP3(8~320kbps)/WMA(32~192kbps)で、DRM付きWMAもサポート。電源は単4形アルカリ乾電池×1、連続再生時間は最大で約20時間、本体サイズは45(W)×52(H)×26(D)mm、重量は約57g。本体カラーはブラック、ホワイト、シルバー、メタルレッドの4色で、実売想定価格は18,000円前後。

同社では、全体的に伸び悩むオーディオ機器市場で、デジタルオーディオプレイヤーの売上が拡大している現状をふまえ、まずはフラッシュメモリプレイヤーでデジタルオーディオプレイヤー市場に参入、高音質と使い勝手の高さなどを訴求していき、2006年には10%のシェアを確保したい考えだ。

オーディオ機器の国内市場。減少傾向だが、デジタルオーディオプレイヤーが伸びている

ポータブルMDプレイヤーは減少、特にUSBメモリタイプが急増している

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