ワイヤレスUSB仕様完成、年内に初の製品が登場

Wireless USB(以下WUSB)の標準化を目指して仕様の策定を行っているWireless USB Promoter Groupは24日(現地時間)、WUSB仕様の完成を発表した。今後、USB仕様の策定作業を行う業界団体USB Implementers Forum (USB-IF)の下で、仕様の認可、適合性試験、ロゴライセンス、マーケティングなどの作業が進められる。同グループのチェアマンであるJeff Ravencraft氏によると、年内にはアドインカードや外部アダプターなどの形で初のWUSB対応製品が登場する見込みだという。

WUSBは、現在USBインタフェースによる有線接続で行われているデータ転送を無線技術で実現しようとしている。無線プラットフォームに「MBOA Ultra Wideband PHY」と「MBOA MAC」を採用。様々な上位層プロトコルが共存できるように設計されたWiMedia MACコンバージェンス・アーキテクチャをベースとしている。通信範囲は10メートル以下の近距離を想定しており、データ転送速度は3メートルで480Mbps、10メートルで110Mbpsと高速だ。スキャナー、外付けHDDやCD/DVDドライブなどをワイヤレス接続できる。

今回の発表は、米カリフォルニア州サンノゼで23日に始まった「Wireless USB Developers Conference」にタイミングを合わせて行われた。同会議には300人以上の開発者が集まり、13社による技術ショーケースやWUSB導入に向けた技術セッションに参加している。9月27日~29日には東京でも開催される予定だ。



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