OpenBSDプロジェクトは19日(現地時間)、4.4BSDベースのUNIX系OS「OpenBSD 3.7」をリリースした。今回のバージョンは、新たにSHARP SL-C3000(Zaurus)とSGI O2シリーズ(Moosehead)がサポートされて対応プラットフォームが増加したほか、OpenSSH 4.0が収録されるなどパッケージも更新された。パッケージおよびインストーラの配布はCD-ROM(3枚組、45US$)のほか、各地に設けられたFTPミラーサイト経由で行われる。
OpenBSD/Zaurusが正式にサポートする機種は、現在のところ4GBのCFカードを内蔵するSL-C3000のみ。USBコントローラやPCMCIAなど主要なデバイスは動作するが、SD/SDIOなど一部は動作しない。日本国内向けに発売されたSL-C860およびSL-C1000については、開発プロジェクトは進行中だが正式サポートには至っていない。
同じく正式に対応プラットフォームに加えられたOpenBSD/sgiは、64bit MIPS(R5000/RM5200/RM7000/R10000/R12000)を搭載したO2をサポート。完全な64bit対応を果たした移植版であり、すべてのCPUのレベル2キャッシュに対応(RM7000はレベル3キャッシュにも対応)している。
OpenBSDは、安全性を特に重視したBSD UNIXのフリーな実装系の1つ。「デフォルトで高セキュリティ」という方針のもと開発が続けられ、各種ネットワーク機器やサーバに採用されている。同プロジェクトの成果物であるOpenSSHは、セキュリティプロトコルの分野で高いシェアを持ち、LinuxやMac OS Xなど多くのUNIX系OSに採用されている。
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