「N-Gage」はスマートフォンに対応した新ステージへ - PCでゲーム管理も

フィンランドのNokiaは、携帯電話一体型のポータブルゲーム機「N-Gage」について、幅広いラインナップのスマートフォンをN-Gage対応として仕上げ、ユーザー層の拡大を狙う新戦略を発表した。米国カリフォルニア州ロサンゼルスで開催中のE3(Electronic Entertainment Expo)において、正式なアナウンスが行われている。

N-Gage

N-Gage QD

2003年にGSM携帯電話とポータブルゲーム機を合体したN-Gageをリリースし、MMCカードに収められた数々の新作ゲームを発売して、新たな製品カテゴリーでの成功を狙った同社は、昨年中に高性能/低価格化を図った新モデル「N-Gage QD」の発表に至っている。同社ゲーム部門のゼネラルマネージャーとなるGerard Wiener氏は「この2年の間にも、モバイルゲーム市場は大きな成長を遂げ、市場の関心やユーザーの期待は一層の高まりを見せている」とコメントして、今後のN-Gageの方向性に新戦略が打ち出されることを明らかにした。

今年のE3のNokiaブース

華やかなコンパニオンガールも登場

「これまでN-Gageで優れたゲーム体験を実現してきたものの、それは専用端末上の限られたプラットフォームでのことだった。今後はNokiaのスマートフォンで、幅広くモバイルゲームを楽しめるのが理想である」と、同氏は語っており、来年より次々とN-Gage対応のスマートフォンをリリースして、3Dゲームを含む、さらなるゲームタイトルの充実が図られる方針を発表した。また、対応ゲームソフトの販売スタイルにも改良が加えられ、PC上に設けられる専用ロッカーで購入タイトルを管理して、自由にスマートフォンへ転送できるようになるという。さらに、独自のオンラインゲームコミュニティ「N-Gage Arena」との連携強化もアナウンスされている。

今回の発表では、2008年に世界のスマートフォン市場が2億5,000万台規模を突破するとの予測データを引き合いに出しつつ、Wiener氏は「N-Gageで培ってきた充実のモバイルゲーム体験を、今後は数百万台のスマートフォンで実現することを目指したい」と語っている。

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