録画TV番組の違法オンライン配信で提訴 - BitTorrent利用の複数サイト閉鎖

全米映画協会(MPAA: Motion Picture Association of America)は、録画したTV番組などのコンテンツをインターネット上で不正に配信したとして、複数サイトの提訴に踏み切ったことを明らかにした。訴訟の対象となったいくつかのサイトはすでに閉鎖し、サービスを停止している。

すでにMPAAは、BitTorrentを用いたP2P(Peer-to-Peer)ネットワークで海賊行為を行ったとして、違法に映画コンテンツの配信を手がけていた複数サイトに対し、法的な措置を講じる活動を展開してきたとされ、これまでに提訴されたサイトの9割以上が閉鎖に至ったと発表している。同キャンペーンは、BitTorrentによるインターネット上の映画コンテンツの海賊行為抑制に、一定の効果を発揮してきたとされている。

MPAAは今回新たに、TV番組の録画コンテンツなどを違法に配信したとして、BitTorrentを用いた海賊行為でサービス提供を行う複数サイトの提訴を行ったことを明らかにしている。訴訟の対象となっているサイトの1日の利用者数は合計10万人を超えるとされ、中にはサイト上にTV番組表を掲載して、どの番組の録画コンテンツがダウンロード可能であるか一目瞭然にするサービスを提供していたサイトもあったという。MPAAでは、ここ数年でTV番組の録画コンテンツの違法オンライン配信が急増していることへの懸念を表明している。

MPAA会長兼CEOとなるDan Glickman氏は「インターネット上で行われるあらゆる著作物の海賊行為が厳しく取り締まられるべきであり、違法ユーザーは決して隠れて海賊行為をやりおおせることはできないことを悟る必要がある。TV番組の制作および放送に関与する何千人もの生活を脅かす被害が、オンラインの海賊行為によってもたらされてきた」とコメントして、今後も厳しい姿勢で臨んでいく方針を強調した。



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