Apple、iTunes 4.8リリース - 動画の再生に対応

    海上忍  [2005/05/10]

    Apple Computerは9日(米国時間)、ジュークボックスソフトの最新版「iTunes 4.8」をリリースした。対象プラットフォームはMac OS X 10.2.8以降とWindows 2000/XP。Windows版にはQuickTime 6.5.2が同梱される。現時点ではソフトウェアアップデート経由での配布は行われていないため、米AppleのWebサイトからダウンロードする必要がある。日本語の表示に対応したWindows版の提供開始時期は未定。

    iTunes 4.8では、新たに動画の再生をサポート。アルバムアートワークを表示する領域内のほか、独立したウインドウ、またはフルスクリーンで動画を再生できる。対応するコーデックの種類は明らかにされていないが、iTunes Music Storeで配布されているプロモーションビデオ(動画ストリーム:MPEG-4 Visual Simple Profile、音声ストリーム:MPEG-4 AAC LC)と同形式の動画は再生を確認できた。なお、MPEG-1やMPEG-2など直接iTunesライブラリに登録できない動画は、QuickTime Proで参照ムービーとして保存しなおせば再生可能。

    アルバムアートワーク領域などで動画を再生できるようになった

    iPod shuffleを除くiPodシリーズ各機種に、Mac OS Xのアドレス帳およびiCalのカレンダーを転送する機能も追加された。これまでアドレス帳とiCalのデータをiPodへ転送する場合は、同期ソフトのiSyncを利用していたが、iTunes 4.8のリリースによりiPodとの連携が一本化されることになる。

    ビデオの再生方法は3パターンから選択可能

    iTunesは、MP3やAACなど複数のサウンドコーデックに対応したジュークボックスソフト。人気のポータブルオーディオ「iPod」とのシームレスな連携機能を持つほか、オンラインで楽曲を販売する「iTunes Music Store」のクライアント機能を備えるなど、楽曲の再生のみならず管理ツールとして利用できることが特徴。iPodとiTunesの組み合わせは、デジタルミュージック産業におけるビジネスモデルの成功例として取りあげられることも多い。

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