ソニー・エリクソンが5位に返り咲き、成長する世界携帯電話市場

  [2005/04/28]

米民間調査会社のIDCによれば、今年第1四半期(1~3月)の世界携帯電話市場は、前期比で12.6%減となったものの、前年同期比では9.2%の増加となった。総出荷台数は1億7,430万台だった。前期比では停滞傾向だが、IDCでは季節的な要因によるもの、と分析している。

シェア1位は、フィンランドのNokiaが確保。マーケットシェアは30.9%で、出荷台数は5,380万台。前年同期比では20.4%増だが、前期比では18.6%の減少だった。ハイエンドの企業向けやマルチメディア携帯電話のラインナップで利益や平均の製品価格は高く、欧州やアジアで伸張した。米国では伸び悩んだ。

2位は前期比9.7%減だった米Motorola。同期は値引き攻勢でシェアを確保、出荷台数は前年同期比13.4%増の2,870万台、シェア16.5%となった。同社は今年、27モデルを新たにラインナップする予定で、企業向けにはJavaとLinuxを採用したスマートフォンもリリースする計画だ。

3位は韓国Samsung。シェア5位までの中では唯一、前期比で成長。シェアは14.1%、出荷台数は前年同期比で22.5%増の2,450万台だった。他のメーカーが、前期の年末商戦などで出荷量を増やし、同期は出荷を減らしていたのに対し、同社は出荷量を減らさず、シェアを拡大させた。

4位は韓国LG Electronicsで、シェアは6.4%。出荷台数は前年同期比では26.9%増、前期比では20.1%減の1,110万台だった。LGは出荷量の半数以上が米国向けであり、上位5社の中では最も米国依存の割合が高いようだ。

5位は、前期のSiemensを抜いて、Sony Ericssonが返り咲いた。シェアは5.4%で、出荷台数は940万台と、前期比では25.4%減だったものの、前年同期比では6.8%の増加。同期の新製品は少なかったが、今年の後半にはハイエンドで高価格の、独自機能搭載端末をリリースする予定だという。

「ほとんどのベンダーが前年同期比で出荷台数を増加させた。前期比では縮小傾向だが、消費者の需要は強く、ベンダーはそれに応えるために幅広い製品を準備している」と同社は指摘。「まだ、音声通話が携帯電話の中心となる機能だが、消費者の好みを満足させるため、様々な機能が搭載されてきている」と最近の動向について分析している。

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