Let'snote第4世代発表、耐100kgの堅牢性・バッテリ駆動時間はさらにアップ

      [2005/04/26]

    松下電器産業は26日、モバイルノートPC「Let'snote」の第4世代を発表、同日記者会見を開催した。「W4」「T4」「Y4」「R4」ともに、チップセットには新たにi915GMS Expressを、メモリには512MB(最大1GB)を搭載しつつ、バッテリ駆動時間は従来を維持。「W4」に関しては約7.5時間から約8時間に、「T4」に関しては約5時間から約12時間に向上している。また、「W4」「T4」では新きょう体を採用し、耐100kg級の堅牢性を実現。天板カラーにも新色10種類が加わった。

    CF-W4

    CF-T4

    CF-Y4

    CF-R4

    そのほか、4シリーズに共通する仕様は、OS(Windows XP Professional SP2)、トリプルワイヤレス(IEEE802.11a/b/g)、セキュリティ機能(セキュリティチップTPM1.1、ハードディスクロック)など。従来に引き続き、放熱仕様はファンレス設計を採用している。

    発売は、一部を除き5月20日から。4月26日に予約が開始される。実売想定価格は、同社直販サイト「マイレッツ倶楽部」で「W4」が24万5千円前後、「T4」が21万5千円前後、「Y4」が26万5千円前後、R3が20万円前後となっている。

    W4/T4 - ラッシュアワーに耐える耐100kg級新きょう体

    いずれも搭載するCPUはPentium M 超電圧版753(1.2GHz)、液晶モニタは12.1型XGA、HDDは40GB。重量に関しては、「W4」が、本体重量約1,290gから約1,199gに軽量化している一方、「T4」が約1,070gから約1,260gへと増加。ただし、バッテリ駆動時間が約8時間(W4)、約12時間(T4)へと向上したことにより、バッテリ駆動時間1時間あたりの重量としてはそれぞれ、12%(W4)、51%(T4)の軽量化を実現したとされている。

    また、今回新たに採用された耐100kg級のタフボディは、進化したボンネット構造により、実現したもの。天板側の曲率約6,000mmのカーブと緩やかなねじれ、外周部のパイプ状になった環状構造などが耐久性を向上させたという。

    そのほか、堅牢性強化には、HDDの取り付け空間・構造を見直し、新緩衝材を採用したことで耐衝撃性能を向上、軽量化には、トップケース・ボトムケースの薄肉化、59.5gの軽量ドライブ(W4)の採用などが貢献したという。

    進化したボンネット構造。ちなみに耐"100kg"級という目安は、都内ラッシュアワーでの加重をモデルにしたものだという

    HDDには新しい緩衝材を採用。加わった衝撃の50%を抑制するという

    耐100kg級ボディのデモンストレーション。LCD割れなどは見当たらない

    また、ユーザーの声を反映させたとして、USB端子が従来の左側から右側へ、スーパーマルチドライブを搭載する「W4」に関しては、シェルドライブの位置も右側へと移動している。さらに、「W4」「T4」ともに新型キーボードを採用し、各キーの角を取り、タイピングの際の引っ掛かりを軽減したほか、「PgUp」「PgDn」キーを「↑」「↓」キーに統合するなど、快適な使用感にこだわった。

    HDD

    59.5gのシェルドライブ(W4)

    パームレスト(W4)

    主な製品仕様

    品番 CF-W4 CF-T4
    OS Windows XP Professional SP2
    CPU Pentium M 超電圧版753(1.2GHz)
    チップセット i915GMS Express
    メモリ 512MB(DDR2 SDRAM PC2-3200/最大容量1GB)
    拡張メモリスロット マイクロDIMM×1(DDR2 SDRAM PC2-3200 172pin)
    HDD 40GB
    光学式ドライブ スーパーマルチ -
    液晶 12.1型XGA
    無線LAN IEEE802.11a/b/g
    インタフェース USB2.0×2、モデム、LAN、ディスプレイ、PCカード(TypeII×1)、SDメモリーカード、マイク入力、オーディオ出力など
    バッテリ駆動時間 約8時間 約12時間
    外形寸法(W×D×Hmm) 268×210.4×24.9/44.3
    質量 約1199g 約1260g

    Y4/R4 - 性能アップ、バッテリ駆動時間維持

    「Y4」「R4」に関しては、前述の仕様以外はほぼ、従来のスペックを継続している。スーパーマルチドライブを搭載する「Y4」が、CPU・液晶モニタ・HDD・バッテリ駆動時間の順にPentium M 低電圧版758(1.50GHz)・14.1型SXGA+・60GB・約7時間、リアルモバイルノートPCの「R4」が同じくPentium M 超低電圧版753(1.20GHz)・10.4型XGA・40GB・約9時間。若干であるが、本体重量は「Y4」が約1,530g、「R4」が約999gと、従来より9~20g程度増加している。

    ボディは従来どおり。堅牢性は、「W4」「T4」に対し、耐50kg級と位置づけられている。

    主な製品仕様

    品番 CF-Y4 CF-R4
    OS Windows XP Professional SP2
    CPU Pentium M 低電圧版758(1.50GHz) Pentium M 超低電圧版753(1.20GHz)
    チップセット i915GMS Express
    メモリ 512MB(DDR2 SDRAM PC2-3200/最大容量1GB)
    拡張メモリスロット マイクロDIMM×1(DDR2 SDRAM PC2-3200 172pin)
    HDD 60GB 40GB
    ドライブ スーパーマルチ -
    液晶 14.1型SXGA+ 10.4型XGA
    無線LAN IEEE802.11a/b/g
    インタフェース USB2.0×2、モデム、LAN、ディスプレイ、PCカード(TypeII×1)、SDメモリーカード、マイク入力、オーディオ出力など
    バッテリ駆動時間 約7時間 約9時間
    外形寸法(W×D×Hmm) 309×243×33/46 229×183.5×24.2/41.6
    質量 約1530g 約999g

    伊藤忠ファッションシステムとコラボレーションした新・天板カラー

    伊藤忠ファッションシステム トレンドPR室の川島蓉子室長

    オリジナル天板カラーの新10色

    「R3」に続き、今回マイレッツ倶楽部限定モデルでは、「W4」「T4」の天板カラーに新色が追加された。

    ラインナップはシルバーフェザー(標準)、ガンメタリック、キールロワイヤル、ギャラクシーブラック、ブループリント、アイスキューブ、オレンジノート、ゴールデンフレア、チョコレートノアール、パープルヘイズ、ピンクダイヤモンドの全11色。うち、オリジナル天板カラーとなる新10色(シルバーフェザーを除く)は伊藤忠ファッションシステムと松下電器産業パナソニックデザインとのコラボレーションによるもので、男女別5つのグループに分けたファッションテイストが設けられている。

    これまでは「"モノ"としてのカラーを選んでいた」というLet'snoteだが、今回は、「ユーザーが持った感じを思い描いて、ファッションに合わせて選ぶカラーをコーディネートした」と、伊藤忠ファッションシステム トレンドPR室の川島蓉子室長。今後、ファッショントレンドのサイクルに合わせ、さらにカラーを展開していく考えがあることも明らかにされた。

    女性グループ

    ファションテイスト ライフスタイル カラー天板
    アグレッシブ 自分のスタイルをキャリアで積み上げたい オレンジノート/ブループリント
    リラックスキャリア 仕事もプライベートも楽しみたい ブループリント/チョコレートノアール
    お嬢様キャリア 女性としての可愛らしさで自分を表現したい ピンクダイヤモンド/キールロワイヤル
    リッチカジュアル 流行を意識したスタイルで仕事をこなす ガンメタリック/ゴールデンフレア
    クリエイティブ ファッションは自分の仕事を表現してくれる大事なツール ゴールデンフレア/ギャラクシーブラック

    男性グループ

    ファションテイスト ライフスタイル カラー天板
    アグレッシブ ビジネスで成功することが第一 ギャラクシーブラック/チョコレートノアール
    クール 仕事もプライベートもそつなくこなす ガンメタリック/アイスキューブ
    ブリティッシュトラッド 真面目に堅実に仕事もプライベートも過ごす オレンジノート/チョコレートノアール
    パフォーマー 毎日の生活を楽しく過ごすことが一番 ブループリント/チョコレートノアール
    クリエイティブ クリエイティブな自分のスタイルにこだわる ギャラクシーブラック/パープルヘイズ

    新開発・エコノミーモード対応バッテリー

    また、全モデルに搭載されるのが、新開発のエコノミーモード(ECO)対応バッテリ。同モードを利用し、バッテリの充電を80%に設定することで(駆動時間はW4/6.4時間、T4/9.6時間、R4/7.2時間、Y4/5.6時間)、バッテリ寿命を約1.5倍に延ばすことができるという。

    同社によればその目安は、3年間に2本のバッテリの買い替えを1本に削減する。また、「R4」をのぞく3シリーズには、ECO LEDが装備される。

    Let'snote、第4世代へ

    なお、「W4」「T4」「Y4」が第2世代から第4世代へ移行したことに関しては、「プラットフォームの変更は大きな変革点だ」と同社。「(新チップセットの搭載で)電力が増え、他社のバッテリ駆動は減るかもしれないというところで、パナソニックは伸ばしていく方針をとった。軽量・長時間駆動はLet'snoteにとってあたりまえ。今回はタフモバイルへの進化だ」とし、さらなる市場展開に大きな意欲をみせている。

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