ABITがヒートパイプを用いた静音マザー向け機能「Silent OTES」を発表

石川ひさよし  [2005/04/25]

台湾ABIT Computerは、同社のマザーボードに用いられているI/Oパネルなどから冷却を行うメカニズム「OTES(Outside Thermal Exhaust System)」の新タイプを発表した。新たに発表されたOTESは「Silent OTES」と呼ばれ、静音と高性能を追求するユーザーには注目の機能となるかもしれない。

I/Oパネルの半分はヒートシンク

I/Oパネル部のヒートシンクとノースブリッジのヒートシンクがヒートパイプで結ばれる

これまでのOTESは、I/Oパネルに小型ファンを搭載して冷却を行うもので、「Fatal1ty」シリーズなどでOTES/Dual OTESといった名称で採用されている。これに対して新しいSilent OTESでは、I/Oパネル部にあるのはヒートシンク。パネルの約半分がヒートシンクで構成されており、このヒートシンクはノースブリッジチップ上のアルミヒートシンクとヒートパイプで結ばれている。

最新のチップセットでは、ノースブリッジの冷却のためファンを搭載している場合が多く、ここをファンレスで運用できるSilent OTESは静音面で期待が持てるだろう。ただし大部分をヒートシンクが占めるため、I/Oパネルからインタフェースが削られており、今回のリリースにある写真を見る限り、PS/2キーボード・マウス、USB×4、LAN×2、IEEE1394ポートが確認できるのみで、シリアル/パラレルポートやオーディオインタフェースが見あたらない。

発表文では、「Q-OTES」技術を搭載した最初のマザーボード製品が5月に発表される予定となっている。

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