東芝は20日、同社のノートPC事業20周年を記念した新製品発表会において、豊富なAV機能を持ち、1,280×768ドットの表示に対応した7.2インチLEDバックライト液晶搭載のミニノートPC「libretto U100」と、最薄部約9.9mm、最厚部約19.8mmの筐体で約5.4時間の長時間駆動を可能とした1スピンドルモバイルノートPC「dynabook SS/S20」を発表した。
同社執行役常務でPC&ネットワーク社長の能仲久嗣氏は発表会の中で「世界の中で、特にアメリカ勢と戦っていく上で今回のような差異化商品は非常に重要になる。東芝ならではの技術を埋め込んである。日本の中だけではなく、グローバルに販売していきたい」と語った。
さらに「ユビキタスコンピューティング時代を迎えてますますノートPCの市場が拡がっている。固定電話が携帯電話に変わったように、PCもデスクトップからモバイル、そしてユビキタスへと変わって行く。今年は東芝にとって更なる飛躍の年になるだろう。これからの20年も東芝は業界を牽引し続け、リーダーであり続けたい」(同氏)と自信をみせた。
今回東芝のノートPC事業20周年モデルとして発表されたlibrettoとdynabook、同社では「単なる組み立て製品ではない。部材の内製率を高め、BIOSも自社製、製造工程の改良も自社で行った。高密度集積技術により基盤面積を大幅に縮小することができた。さらに東芝が従来より得意とするAV技術。東芝の20年の技術とノウハウを結晶させたのが今回のモデル」と強いアピールを行った。
libretto U100/190DSB(本体色エターナルブルー)、libretto U100/190DSW(本体色ピュリティスノーホワイト)、libretto U100/190NLB(本体色エターナルブルー)、libretto U100/190NLW(本体色ピュリティスノーホワイト)の4モデルが用意され、190NLBと190NLWに関してはリブレットDVDドックが同梱されない。
「小さな本」の名に恥じない小型筐体でありながら「Qosmioで培ったAVノートPCの高画質化技術を注ぎ込んだ。いつでもどこでも楽しめるモバイルエンタテイメントPC」(同社)というように豊富なAV機能も持ち合わせている。
ディスプレイとして1,280×768ドット(WXGA)表示に対応した7.2インチワイド液晶を搭載。同液晶ディスプレイは液晶のバックライトにLED方式を採用しており、従来のFL管方式に比べ消費電力や実装スペースの面で有利となっている。
リブレットDVDドック(DVDスーパーマルチドライブ)を装着することによりDVDの読み出しや書き込みなども可能となり、DVDやCDの再生に関してはOSの起動を必要とせず、ドック搭載時はAV機器のような使い方ができる。
ポインティングデバイスに、片手操作が可能なアキュポイントを採用。指紋センサを搭載し、ログオンや暗号化に指紋認証機能に利用することができる。
主な構成はPentium M 超低電圧版 733(1.10GHz)、855GMEチップセット、256MB DDR SDRAM、60GBのHDDを搭載、無線LAN(IEEE802.11b/g準拠)、Bluetooth、LAN(100/10)、56kbpsモデムを内蔵している。
筐体サイズは210(W)×165(D)×29.8~33.4(H)、重量は約999g。リブレットDVDドック装着時は211(W)×165(D)×46.1~49.7(H)、重量は約1,449gとなる。バッテリ駆動時間は標準バッテリパック使用時で約5.3時間。
OSは4モデルともWindows XP Home Edition SP2、190DSB/190DSW にはOffice Personal Edition 2003 及びOffice OneNote 2003が付属するが190NLB/190NLWはOffice OneNote 2003のみ付属。
価格はオープンプライスで、実販価格はリブレットDVDドック同梱の190DSB/190DSWが24万円前後、ドックの同梱されない190NLB/190NLWが19万円前後。発売予定日は190DSBが4月29日、他モデルは5月上旬となっている。
dynabook SS SXは個人向けモデル、dynabook SS S20は企業向けモデルとなる。S20は企業向けモデルで、筐体色やハードウェア構成などが多少異なるがSXとほぼ同等のスペック。
付属するアプリケーションの違いでdynabook SS SX/190NRとdynabook SS SX/190NKの2モデルが用意される。
クリアコーティングされたマグネシウムボディ、非常に薄くフルフラットな筐体で、同社では「究極の薄さと長時間駆動、そしてプレミアムデザイン」を追求したという。
ディスプレイは1,024×768ドット(XGA)表示に対応した12.1インチ液晶を搭載。
主な構成はPentium M 超低電圧版 753(1.20GHz)、915GMS Expressチップセット、256MB
DDR2 SDRAM、60GBのHDDを搭載、無線LAN(IEEE802.11b/g準拠)、Bluetooth、LAN(1000/100/10)、56kbpsモデムを内蔵している。
前述した指紋認証機能に加え、TPMセキュリティチップを備えセキュリティを強化している。さらに、HDDの対振動保護のため3D加速度センサを搭載している。
筐体サイズは286(W)×229mm(D)×9.9~19.8(H)、重量は標準バッテリパック装着時で約1.29kg、セカンドバッテリパック装着時で約1.64kgとなる。
バッテリ駆動時間は標準バッテリパック使用時で約5.4時間、セカンドバッテリパックを使用すれば約11.0時間となる。
OSは2モデルともWindows XP Professional SP2、190NRと190NK の違いとして190NRはOffice Personal Edition 2003 及びOffice OneNote 2003が付属するが190NKはOffice OneNote 2003のみが付属。
価格はオープンプライスで、実販価格は190NRが25万円台半ば、190NKが23万円前後。発売予定日は4月22日。
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