ビデオも手書きも「ウインク」も - さらに楽しくなったMSN Messenger 7.0

      [2005/04/07]

    マイクロソフトは、インスタントメッセンジャー(IM)「MSN Messenger」の最新版「MSN Messenger 7.0」を発表した。サウンド付きの動画を相手側に表示させる「ウインク」や相手のメッセンジャー画面を振動させる「シェイク」など、コミュニケーションのための新しい機能を追加したほか、使い勝手を向上させた。同社Webサイトより無償ダウンロードが可能。

    MSN Messenger 7.0

    MSN Messenger 7.0の会話ウインドウ

    MSN Messengerは、国内の利用者数477万人、世界では1億4,500万人が利用するというIM。新バージョンでは、若者向けのIM「threedegrees」から機能を取り込むなど、コミュニケーションのバリエーションを拡大。ポータルサイト「MSN」で提供されるサービスとの連携も強化されている。

    新機能の「ウインク」は、メッセンジャー会話ウインドウに、サウンドとともにFlash動画を表示する機能。動きと音で、よりグラフィカルにメッセージが伝えられる。今まで提供されていたベータ版では、世界で共通のウインクしか用意されなかったが、今回の正式版ではYnotにウインクを開発依頼、日本独自のコンテンツをそろえた。同社では「絵文字の発展系」ととらえており、「ありがとう」「びっくり」といった、これ1つで一定の意味を表現できるようにした。この機能はthreedegreesで人気だった機能だそうで、今回、MSN Messengerにも取り込んだ。

    用意されたウインク

    ウインクを送ったところ。これは「しょんぼり」

    「シェイク」は、メッセンジャー会話ウインドウを、サウンドとともに振動させる機能で、相手の注意を引く場合などでの利用を想定。ベータ版のころと機能自体に変化はないが、フィードバックを受けて、振動時間を多少短めにしたそうだ。

    PCカメラを使ったビデオ会話も強化。ロジクールのWebcam技術を用いて接続性を向上。Windows XPユーザー以外ともビデオチャットが可能になるほか、ビデオ部分の全画面表示も可能になった。

    会話ウインドウに手書きで文字や絵を入力、それを送信することもできるようになった。手書きならではのコミュニケーションが可能になるほか、送られてきた手書きの絵をメッセンジャー画面の自分用アイコンにドラッグ&ドロップすれば、簡単にアイコンをカスタマイズできる。

    カスタマイズ機能も向上しており、画像ファイルをドラッグ&ドロップすることでメッセンジャーの背景や表示アイコンを変更できる。手書き絵のように、相手から送られてきた画像を、ドラッグ&ドロップしてアイコンに登録することも可能だ。

    自分用の表示アイコンでは、新たに「ダイナミック表示アイコン」を追加。アバターに近いアイコンで、通常のアイコンよりも大型であるほか、スマイルの絵文字を送ると、アイコンの表情も笑う、といったように、メッセージに反応する仕組みを導入した。

    カスタマイズでは、今後「コンテンツパック」の提供も予定。背景、アイコンなどがセットになったカスタマイズ用パックで、ワンクリックでメッセンジャー画面全体のデザインを変更可能になる。たとえば映画や新商品などのコンテンツパックとして広告ビジネスも成り立つ。

    MSNサービスとの連携機能では、ブログサービス「MSNスペース」と連携。相手のユーザーがMSNスペースを利用している場合は、コンタクトカードにMSNスペースで記録されている音楽リストや写真、ブログ内容が表示されるようになった。相手のブログが更新されている場合は、それを通知する機能も備える。自分がMSNスペースを利用している場合では、メッセンジャーから直接MSNスペースにサインインした状態でアクセスできる。

    コンタクトカードにブログ内容や写真などが表示されている

    検索の「MSNサーチ」では、メッセンジャー下部に検索窓を設けたほか、会話中のメッセージを範囲選択して右クリックから検索が行えるようになった。また、音楽配信の「MSNミュージック」との連携では、相手がWindows Media Playerで楽曲を聴いている場合、そのタイトルを表示、タイトルをクリックすることでMSNミュージックの楽曲ページにアクセスでき、相手と同じ曲をすぐに購入する、といったことも可能だ。

    細かい点では、サインインする前に状態を設定することが可能になり、たとえば「取り込み中」としてサインインしたり、「オフライン」でサインインしたり、といったことも可能だ。なお、MSN Messengerサービス全体では、今まで150人までだったメンバリストが、300人まで登録できるようになった。これは、旧バージョンのユーザーも同様だ。

    同社ではIMについて、特に国内で顕著に利用頻度が低い点を重視、日本独自の「ウインク」を導入、IM利用が発達している韓国の技術者を招くなど開発体制を強化、利用者の拡大を図っていきたい考え。

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