2006年宇宙の旅の概要が発表! 7人乗りで、複数機の旅行プランを次々と計画

    湯木進悟  [2005/04/04]

    米AERAは、同社が開発を進める宇宙船「Altairis」による宇宙旅行プランの概要を明らかにした。来年中には初の宇宙旅行を成功させて、その後も次々と新たなアイデアの旅行パッケージの充実が図られていくという。

    すでに同社は、米空軍および米Florida Space Authorityと正式に協力して、Altairisの開発などを行う体制が整えられたとしており、打上げや着陸には、フロリダ州のケープカナベラル空軍基地の使用許可が得られているという。AERA会長兼CEOのBill M. Sprague氏は「空港が使えなければ、飛行機を運航させられないのと同じく、宇宙旅行計画の実現には、空軍やFlorida Space Authorityのサポートが欠かせないものとなる。Altairisは、宇宙飛行の歴史を築いた、マーキュリー、ジェミニ、アポロ、スペースシャトルが旅立ったのと同じ場所で打上げられることになるだろう」とコメントした。

    Bill M. Sprague氏

    Altairisの完成イメージ

    垂直打上げ方式で7人乗りのAltairisは、わし座の1等星アルタイルにちなんで名称が付けられたとされ、地上の滑走路に水平着陸で帰還した後に、再び同じ機体を用いて繰り返し宇宙へと飛行可能な宇宙船、「RLV(Reusable Launch Vehicle)」に仕上げられるという。搭乗客には、旅行前に3日間のオリエンテーションを通して、必要な準備や訓練が行われるようで、約40分間の宇宙旅行中は、各自に提供される通信機器などを用いて、地上との自由な交信が楽しめるとされている。同社は間もなく、宇宙旅行の予約受付を開始する方針も明らかにしている。

    Altairisの打上げイメージ

    上空を飛ぶAltairis

    なお同社は、初の宇宙旅行の提供に成功した後は、複数機を用いた旅行プランを定期的に実施したり、より長く宇宙空間に滞在する新プログラムを追加したりと、宇宙旅行を一大産業に育て上げることを目指した数々の戦略を打ち出しており、Sprague氏は「限られた一部の人々のためだけではなく、より多くの人に宇宙を旅する機会を提供していきたい」と語っている。

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