燃料電池車とハイブリッドカーで争うモンテカルロラリー、いよいよ開催!

    湯木進悟  [2005/04/01]

    自動車レースのF1モナコグランプリの主催で知られるAutomobile Club de Monaco(A. C. M.)は、燃料電池車とハイブリッドカーのみで争われるモンテカルロラリー「Rallye Monte-Carlo Fuel Cell & Hybrids」を開催する。いよいよ今月2日には本選レースが行われる。

    Rallye Monte-Carlo Fuel Cell & Hybridsは、F1グランプリで有名な国際自動車連盟(FIA: Federation Internationale de l'Automobile)の定めるレギュレーション(規則)などに準じて開催される、本格的なラリーとなっているようで、スイスのAuto Sport Suisse、フランスのFederation Francaise du Sport Automobile、イタリアのC.S.A.I.といった団体からの公式サポートが得られているという。A. C. M.は、さらなる燃料電池車やハイブリッドカーの技術改良を進めて、一般消費者などに広くアピールする機会が与えられることを願って、こうした国際的なレースを発表するに至ったとしている。

    すでに出走チームのエントリーは、先月14日までに締め切られたようで、ハイブリッドカー部門には、トヨタ自動車のプリウス、VolkswagenのNew Beetleが、燃料電池車部門には、General MotorsのOpel Zafira、DaimlerChryslerのMercedes-Benz A-Class、Hyundai MotorのTucsonがエントリーしており、Fiatも燃料電池車部門での参戦を決めているという。今月1日には、スイスのルガノにて本選レース前の車体検査などが行われて、翌2日の午前9時より次々とスタートが切られることになっている。

    トヨタのハイブリッドカー・プリウス

    A. C. M.の発表によれば、Rallye Monte-Carlo Fuel Cell & Hybridsは、スイスのルガノとモナコを結ぶ約410kmのコースで争われ、6時間の目標タイムが設定されている。燃料電池車にのみ、コース半ばのイタリア・トリノに設置される水素ステーションにおいて、1度限り燃料の供給が認められるようだ。フランス・アルプスの山岳路がメインコースに含まれる厳しいレース展開が予想されているようで、完走タイムや燃料効率などの各要素を考慮に入れつつ、当日夜にゴールのモナコにおいて表彰が行われるという。

    すでにDaimlerChryslerは、欧州にて燃料電池を搭載するMercedes-Benz A-Classの販売を開始している

    Hyundai Motorは燃料電池を搭載するTucson FCEVを発表している

    なお、すでにGeneral Motorsは、レースドライバーとして、ドイツの元F1ドライバーのハインツ-ハラルド・フレンツェンを起用することを正式にアナウンスしている。

    Fiatは燃料電池を搭載するPanda Hydrogenを発表している

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