AMD、仮想化技術「Pacifica」の詳細を4月公開へ

    大塚実  [2005/03/30]

    米AMDは30日(現地時間)、同社が開発を進めている仮想化技術「Pacifica」について、来月にも仕様を公開する考えを明らかにした。米Intelも独自に仮想化技術「Intel Virtualization Technology」(コードネーム:Vanderpool)の開発を進めているが、こちらとの互換性など、詳細については現時点では不明。

    Pacificaは、1つのマシン上で複数のOSを同時に実行することを可能とする技術。現在でも、Microsoft(Virtual PC)やVMwareの製品を使うことでソフトウェア的に実現されているが、これをプロセッサ側でハードウェア的にサポートすることで、より効率的な運用が可能となる。

    詳細に関しては明らかにされていないが、Pacificaはプロセッサとメモリコントローラに新しいモデル・機能を導入し、AMD64アーキテクチャを拡張するものになるという。この新しい機能を利用することで、現状のソフトウェアベースのアプローチよりも複雑さが減少し、セキュリティも向上する、と同社はアピールしている。

    プロセッサの新機能の場合、何よりもソフトウェアベンダー側の対応が大きな意味を持ってくるが、同社はMicrosoft・VMware・XenSourceとも協力。MicrosoftとVMwareの両社はリリース中にコメントを寄せており、ともにPacificaへの期待を述べている。

    AMDは、2006年前半に、同機能を実装したサーバー向け・クライアント向けのプロセッサを投入する見込み。

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