Microsoftが次世代アップデートシステムのベータテストを開始

    阿久津良和  [2005/03/30]

    米Microsoftは21日(米国時間)、新しいネットワークアップデートシステム「Microsoft Update」のベータテストを開始した。同サービスは以前から噂されていたもので、Windows OSやMicrosoft Officeなど、プロダクトごとに用意されていたネットワークアップデートシステムを一本化するためのもの。Microsoft Updateでは、前述のWindows OSやMicrosoft Officeに加えて、SQL ServerやExchange Service、各種ドライバソフトのアップデートおよび配布も予定されている。

    現在のネットワークアップデートシステムは、プロダクト毎にWebページが設けられている。しかし、クライアント環境を踏まえると、Windows OSとMicrosoft Officeの組み合わせは一般的。にもかかわらず、Windows Updateサイト、Office Updateサイトにそれぞれアクセスする必要があった。さらに、サーバ環境では、Windows Updateに加えて、Microsoft Download Centerからの能動的なダウンロード作業も必要となっていた。

    初回アクセス時には自動更新の設定やWindows UpdateおよびMicrosoft Update用のActiveXコンポーネントのインストールを促される

    この問題はWindows Updateバージョン5(現行のWindows Update)開発中から取り上げられていたが、Windows XP Service Pack 2やWindows Server 2003 Service Pack 1の公開にあわせて延期されたのだろう。

    Microsoft Updateの構成はWindows Updateバージョン5と変わらず、高速インストールとカスタムインストールの2種類に分けられ、配信される修正プログラムも、前者は、重要な更新プログラム/セキュリティ更新プログラム/更新プログラムのロールアップ/Service Pack。後者はそれに加えて、追加選択可能なソフトウェアおよびハードウェアとなる。

    アップデートの方法はWindows Updateと変わらず、高速インストールとカスタムインストールの2種類に分けられている

    Microsoft Updateで対応するパッケージだが、Windows OSはもちろんMicrosoft Office 2003、Exchange Server、SQL Serverをはじめとする数多くの同社製品を広くサポートする予定。ただし、Microsoft Office 2003以前のバージョンの修正プログラムやテンプレート、クリップアートのダウンロードは、引き続きOffice Updateを使う必要がある。

    Microsoft Updateが使えるようになると、プログラムメニューに専用のアイコンが設けられる。画面は新しいアイコン(左)と、Windows Updateのアイコン(右)

    現時点では代表的なパッケージに限定されているものの、最終的にはMicrosoft製品すべてのアップデートを担うシステムになると考えられる。ちなみにアップデートシステムのバージョン情報としては、現行のWindows Update後継にあたるバージョン6が付けられていた。また、一般公開は2005年半ばが予定されてている。

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